PS4の詳細仕様が明らかに　-「プレイステーション E3 2013」レポート

■ソニー・ピクチャーズのCEOも登壇

プレスカンファレンスでは、ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ（SCEA）のプレジデント兼CEOであるジャック・トレットン氏が登壇。米国におけるPS4をはじめとしたプレイステーション・プラットフォームの展望についてコメントし、「今後、ゲームとソーシャルの融合を通じて、プレイステーションのプラットフォーム上でのユーザー同士のつながりを一層深める体験を提供していきたい」と述べた。

さらに、ソニー・エンターテイメント CEO 兼 ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント（SPE）CEO＆チェアマンのミシェル・リントン氏も登場。同社が契約しているビッグアーティスト達が「Music Unlimited」や「Video U limited」に協力を表明しているとし、「PS4など向けにプレイステーションネットワークを通じて専用コンテンツを提供していくことに全面的に協力する、近い将来にはその詳細を紹介できる」とコメントした。

■PS4専用のビッグタイトルも続々と発表

PS4向けには現時点で約110タイトルのゲームが発売予定。また、SCEの16の開発スタジオのネットワークである「SCEワールドワイド・スタジオ（SCE WWS）」では、30タイトル以上のPS4専用タイトルを開発しているという。そのうち12タイトルが新作タイトルとなる。

プレスカンファレンスでは、SCE WWSプレジデントの吉田修平氏がPS4と同時に発売する『Killzone:Shadow Fall』や『Knack』、『#DRIVECLUB』や、2014年に発売予定の『inFAMOUS: Second Son』などPS4専用タイトルの最新情報について語った。

他にも、Ready at DawnスタジオによるPS4専用タイトル『The Order: 1886』などが発表された。またプレイステーションは今後、インディーズ（独立系）や小規模のゲーム開発者との連携を推進していくとした。

さらに、大手ソフトメーカーから発売予定のPS4向け人気タイトルも多数発表された。SQUARE ENIXからは『FINAL FANTASY XV』や『KINGDOM HEARTS III 』などが発表され、デモ映像が紹介されるなど、日本でもおなじみのタイトルもカンファレンスに登場した。

またカンファレンスでは、PS VitaやPS3についても言及し、今後もタイトルをさらに拡充していくとした。PS Vitaについては今後発売の注目タイトルとして『Batman: Arkham Origins Blackgate』、『CounterSpy』などが紹介された。PS3についても『グランツーリスモ6』『Grand Theft Auto V』などの新作が披露された。