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「『若者のテレビ離れ』は防げる」

DLPA、DTCP+でテレビの「スマート視聴元年」を宣言 − iOS版DTCP+アプリのデモなども

公開日 2013/06/10 19:30 ファイル・ウェブ編集部
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■ロケフリ開発者が課題も指摘

説明会には、ソニーで“ロケーションフリー”の開発に携わり、現在はエムジェイアイ(株)代表取締役を務める前田悟氏もゲストとして登壇。

前田悟氏

「リモートアクセスの可能性は大きいと思っているが、普及させるにはもっと仕掛けが必要かなとも感じる」という前田氏は、「『スマホで視聴する』ことが本当にキーワードなのか」とコメント。「メールもSNSも、ヒット商品は必ず“必需品”になっている」とし、DTCP+による番組視聴がユーザーにとって必需品となるために「プレイスシフトに加えてプラスアルファが必要だ」と、今後に向けての課題について言及。

“必需品”になることが必要だと指摘

エアボードとロケフリで従来と異なるテレビの見方を提案

また、「『DLPA with DTCP+』という言葉はあまりにもエンジニアっぽい」とコメント。「ロケフリのような分かりやすい言葉が何かあればもっとヒットするのではないか」とも述べた。

そしてデジオン代表取締役社長でDLPA理事の田浦寿敏氏は「グローバルスタンダード」「マルチプラットフォーム」「コネクティビティの保証」という3点をDLPAの活動におけるキーワードに挙げる。異なるメーカーの機器間であっても機能やサービスが動作する環境の整備のために活動を続けていくとした。

田浦寿敏氏

富士通モバイルプロダクト統括部の林田健氏も登壇しArrowsやFMVなど同社製品の開発思想を説明

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