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主要ソフトは4K動画の再生/編集に対応

サイバーリンク、HEVCコーデック開発に着手

公開日 2013/06/05 17:43 ファイル・ウェブ編集部
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サイバーリンク(株)は、次世代動画圧縮規格「H.265/HEVC」をサポートする次世代ビデオコーデックの開発に着手することを発表した。

H.265/HEVCは、「H.264/MPEG-4 AVC」の後継フォーマットとして開発された規格で、H.264の2倍の圧縮効率を有する。同社では新コーデックを開発し、H.265ビデオフォーマットに最適化されたデコードとエンコードを実現する計画だ。

また、同社の主要製品である「PowerDVD」と「PowerDirector」が、Intel社の第4世代Coreプロセッサー「Haswell」に対応したことも発表された。これにより、4K動画ファイルの再生や編集が可能となった。

動画再生ソフト「PowerDVD 13」は、Intel社のハードウェアアクセラレーションによるデコードのためのパイプライン「Intel リアー・ビデオHDテクノロジー」を活用し、CPUの負荷を減らして、よりスムーズな再生を行うという。

動画編集ソフト「PowerDirector」は、4K 動画ファイルのエンコードと「Intel Advanced Vector Extensions 2(Intel AVX2)」に最適化し、映像処理や動画出力時の作業負荷を抑える仕様とした。

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