最上位ヘッドホン「PANDORA 10」の発売予定も明らかに

【ヘッドホン祭】ファイナルオーディオ初ヘッドホン「PANDORA」登場 − ダイナミック/BAハイブリッド方式

ファイル・ウェブ編集部
2013年05月11日
東京・外苑前の「スタジアムプレイス青山」で開催された「春のヘッドフォン祭」。本稿ではファイナルオーディオデザインの新ヘッドホンについてお伝えしよう。

ファイナルオーディオデザイン

ファイナルオーディオデザインブースの目玉は、昨年秋の「ポタフェス」で参考出展されていた同社初ヘッドホン(関連ニュース)。布に包まれ謎めいた雰囲気をまとっていた同機がベールを脱いだ。

今回展示されていたのは密閉型の「PANDORA 6」(予想実売価格6万円前後)と、セミオープン型の「PANDORA 4」(予想実売価格4万円前後)。ともに8月末〜9月の発売を予定している。

「PANDORA 6」(左)、「PANDORA 4」(右)

昨年10月に登場していた、布に包まれた謎のヘッドホンの正体が明らかになった

両モデルの特徴は、50mmのダイナミック型ドライバーの上に、自社開発・製造のBAドライバーを乗せたハイブリッド型である点。ダイナミック型ドライバーとBAドライバーはネットワークレスで、メカニカルにつなげられているという。これは、同社がBAドライバー製造工場を立ち上げ独自にカスタムしたものを作れるようになったことにより可能になったとのこと。

「PANDORA 6」

ハウジングの両側面側にBAドライバーを配置している


「PANDORA 4」

こちらはハウジングの上方にBAドライバーを配置
BAドライバーは、ハウジングの中心から少しずらした場所に設置。設置場所は試聴を繰り返した決めたという。同社説明員は「ドライバーを耳に対して垂直に配置するのであれば、イヤホンと似たような音になってしまう。耳に直接音を入れないことで、ヘッドホンらしい再生音を目指した」と語っていた。

両機とも、ボディはステンレスとABS製。今回ブースに登場していたのは試作機段階のため、デザインは今後多少変わる予定とのこと。3.5mmミニジャックによるリケーブルにも対応する予定とのことだ。

なおブースには登場していなかったが、オープン型の「PANDORA 3」(予想実売価格3万円前後)と「PANDORA 5」(予想実売価格5万円前後)も、ほぼ同時期に発売される予定だという。PANDORA 3はPANDORA 4と、PANDORA 5はPANDORA 6と同系統のデザインとなるとのこと。

さらに、ハイエンドヘッドホン「PANDORA 10」の発売予定も明らかにされた。こちらは予想実売価格30万円。ステンレス製ボディが特徴だという。発売時期は10月末頃になる見込みだという。2011年に“オールステンレス製”のヘッドホンが注目を集めた同社(関連ニュース)。インパクトあるデザインと、重量1.3kgというヘビー級のボディが話題を呼んだが、「PANDORA 10」はこれよりも軽くなっているとのことだ。登場を楽しみに待ちたい。

“質感と経年変化を楽しむ”BAイヤホン「heaven V Aging」も登場。「思い通りのエイジングにならなかった場合はハウジングをレモン汁で拭いてみてください」とのこと

金属削り出しフラグシップイヤホン

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