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「ハーモニクス イコライザー」機能も

ソニー、新旗艦BDレコーダー「BDZ-EX3000」の内部を公開/4Kアプコンをアピール

公開日 2012/11/22 17:23 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、4Kアップコンバート出力に対応する高画質回路「CREAS Pro」を搭載する新フラグシップBDレコーダー「BDZ-EX3000(関連ニュース)」の製品説明会を実施。BDZ-EX3000の内部が特別に公開されたほか、4Kアップコンバーター機能や「Harmonics Equalizer(ハーモニクス イコライザー)」機能の体験会も行われた。

BDZ-EX3000

特別公開されたBDZ-EX3000の内部

本機は、第3世代に進化した高画質回路「CREAS Pro」を搭載する。この第3世代CREAS Proの新機能は大きく3つあり、上述の4Kアップコンバート出力に対応するほか、DVDやデジタル放送の圧縮ノイズを広範囲に抑制する「新デジタル圧縮ノイズ除去」、画質設定メニューの新モードが追加されている。

「CREAS Pro」の進化点は大きく3つ

新デジタル圧縮ノイズ除去は、エッジ周辺を広範囲に映像解析し、輪郭のエッジ強度に応じて適応的にリンギングを軽減する「リンギングノイズ除去」と、平坦部で目立つ人工的なノイズを、平坦度合いに応じて適応的に軽減する「デジタルノイズ除去」の2つに対応する。

「新デジタル圧縮ノイズ除去」

画質設定メニューには、“新映画画質”と称し映画画質を追求した「ノーマルモード」と「ハイレゾモード」の2つを追加した。BDソフトなどのコンベンショナルな通常映像用のノーマルモードでは、太い輪郭を高精細で自然な映画らしい画質に補正する。4Kカメラなどで高解像度撮像された映像用のハイレゾモードでは、ハイレゾ映像素材の濃密な情報量を際立たせ、オリジナルの高精細感を再現するとしている。

“新映画画質”と称し、画質設定メニューに「ノーマルモード」と「ハイレゾモード」の2つを追加

4Kアップコンバート出力機能は、既存の「超解像」機能を4Kに特化して進化させた。画素単位での映像解析を行い、輪郭部部分はジャギーを抑えてくっきりかつ自然な再現、ディティール部分は細かくリアルな質感の再現を狙っている。

4Kアップコンバート出力機能

さらに本機は、音質にもこだわっていることもポイント。ジッターノイズを徹底して低減する「ジッタノイズ低減システム」をバージョンアップしてフルモデルチェンジした「第6世代ジッタノイズ低減システム」を搭載する。HDMI/同軸デジタル出力に加え、アナログ出力・ヘッドホン出力にも新たに適用している。

内部に搭載する画音質回路独立基板

GAP付コアコイルを採用し、さらに音質用ローカル電源を採用することで低ノイズ特性・大電流特性高速化を実現した。これにより、S/N感の改善と量感・力感を強化し、ディスク情報の忠実な伝送を目指している。

加えて「Harmonics Equalizer(ハーモニクス イコライザー)」機能も搭載している。これは、デジタル放送のAAC音源やDVDなどの圧縮音声を時間領域で補間して高音質化する機能で、AAC/ドルビーデジタル/DTSの各フォーマットに対応している。

ハーモニクスイコライザー機能の説明

体験会では、ハーモニクスイコライザー機能のON/OFFも検証

本体は、4mm厚のアルミ天板や偏心インシュレーターなどを採用。さらに、適度な振動減衰特性を併せ持つBMC材サイドパネルを使用することで、筐体の強度と高品位な仕上がりを確保するとともに、外部からの振動を内部に伝えにくくしている。

また、音質と画質を含めてチューニングした画音質パルス電源と、さらなる低ノイズ化を狙った低ノイズローカル電源も新搭載している。そのほか、削り出しワイドピッチアナログ端子や、材料から新たに開発したカスタムコンデンサー、音質はんだなど使用パーツに徹底した見直しを行い、一層の音質向上を図った。

画音質パルス電源

内部パーツを徹底的に見直し、音質向上を図っている

体験会では、4Kアップコンバート出力機能や「Harmonics Equalizer」機能のON/OFFを切り替えながら、それぞれの機能検証が行われた。ソニーでは本機を「BD&DVDプレーヤーとしても、エアーチェックマシンとしてもお楽しみできるBDレコーダー」とアピールしている。

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