「デジタル・コンサートホール」が1080i配信される

ソニーとベルリン・フィル、オーディオ製品の技術開発などで協業

ファイル・ウェブ編集部
2012年08月30日
ソニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下、ベルリン・フィル)およびベルリン・フィル・メディア社とともに、オーディオ製品の高音質化や、コンサート映像のオンライン配信サービスの更なる高画質化・高音質化を目的とした協業を開始した。

ベルリン・フィル・メディア社は、ベルリン・フィルハーモニーで開催された過去のコンサート映像や、年間約30回行われる演奏会をオンラインで配信するサービス「デジタル・コンサートホール」を運営している。今回の契約を通じ、ソニーが同サービスに業務用機器と技術サポートを新たに提供することで、従来よりも高画質となるフルHD(1080i)の映像配信サービスを実現する予定だという。加えて3社は、「デジタル・コンサートホール」のさらなる高画質化・高音質化に向けたコンテンツ制作と配信技術の開発にも取り組んでいくとしている。

ベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール」

また、ソニーにおけるオーディオ製品の開発時には、ベルリン・フィル・メディア社のトーンマイスターと音作りの段階から連携するなどといった、音質評価・開発における技術協業も推進する。

さらにソニーでは、ベルリン・フィル・メディア社のライブ映像制作監督や「デジタル・コンサートホール」撮影などを通じて、2社と連携を図りながら映像表現技術を追求し、コンシューマーやプロフェッショナル機器などの商品開発にも活かすことを目指すという。

なお、ドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2012」では、4K映像の撮影に対応したソニーのカメラと同社がこれまでに培ってきた撮影技術を活かして、ベルリン・フィルハーモニック・ホールで収録した4K映像コンテンツを公開している。

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