HOME > ニュース > <IFA>ソニー、ネットワーク再生機能を強化した9.1ch対応AVアンプ「STR-DA5800ES」

スピーカーESシリーズの欧州限定カラーも

<IFA>ソニー、ネットワーク再生機能を強化した9.1ch対応AVアンプ「STR-DA5800ES」

公開日 2012/08/30 04:54 Phile-web編集部:山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーはIFA2012の展示会場に特設シアタールームを設け、AVアンプの新製品「STR-DA5800ES」を展示していた。ヨーロッパでは11月初旬に2,500ユーロで販売される予定だ。


9.1ch対応AVアンプ「STR-DA5800ES」
本機は9.1chのマルチチャンネル再生に対応する、型番に“ES”を冠した上位モデル。日本での販売も検討が進められており、もし発売されたら、昨年末に国内で発売された「TA-DA5700ES」(関連ニュース)の後継モデルとして位置づけられそうだ。

マルチチャンネル再生は9ch対応となり、新設計の「広帯域パワーアンプリファイア」が搭載される。

HDMIは9入力/3出力を搭載。HDMIのセカンドゾーン対応が実現されている。接続されているHDMI入力の再生映像を、ディスプレイのメイン画面上にサブ画面でプレビューする技術「InstaPrevue」にも対応しているが、音質向上のため同機能をオフに設定することも可能だ。

背面端子部。3つのHDMI出力を搭載した

フロントパネルにもHDMI端子を設けている

DLNA対応のネットワークオーディオ再生、およびUSBオーディオ再生の機能を強化。マルチチャンネル再生時の最高周波数はWAV/FLACで192kHz/24bitの5.1chマルチチャンネルソースが再生できるようになった。なお、TA-DA5700ESは192kHz/24bitの2chファイル、または48kHz/24bitの5.1chファイルに対応している。

またUSB-DAC機能については192kHz/24bit/2ch入力をサポート、アシンクロナスモードも採用する。

フロント・ハイトスピーカーのバーチャライザーを搭載した点も特徴。フロント・ハイトスピーカーを置けない環境でも、より臨場感の高いサラウンド再生が楽しめる。またセンタースピーカーの音のリフトアップ調整が行える機能も採用されている。

ネットワーク接続時には「Sony Entertainment Network」の動画・音楽配信サービスも楽しむことが可能だ。


特設シアタールームには84インチの4K対応BRAVIAも
ソニーブースの特設シアタールームでは、この日発表された4K対応の84型“BRAVIA”(関連ニュース)を使ったデモンストレーションが行われていた。

リファレンスのスピーカーには国内でも販売されているスピーカーシステム“ESシリーズ”(関連ニュース)が用意されていた。フロア型の「SS-NA2ES」と、ブックシェルフの「SS-NA5ES」、センタースピーカー「SS-NA8ES」、サブウーファー「SS-NA9ES」による9.2chサラウンド再生環境を構築。

こげ茶・ピアノフィニッシュの「SS-NA2ES」


SS-NA5ES

SS-NA9ES
この展示モデルは、ヨーロッパのみで展開されるカラーバリエーションである、こげ茶色のピアノフィニッシュモデル。いずれも12月初旬から販売が開始される予定で、SS-NA2ESは1本3,000ユーロになる見込みだ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック