「4スクリーン体制が整った」

ソニー、ソニー・エリクソンを100%子会社化

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ファイル・ウェブ編集部
2011年10月27日
ソニー(株)とエリクソン社は、ソニーが英ソニー・エリクソンの50%の株式を取得し、ソニーの100%子会社にすることで合意したと発表した。

ソニーのハワード・ストリンガーCEO

エリクソンのハンス・ヴェストベリCEO

株式の取得は2012年1月を目途に行われる見込み。ソニーが株式取得に伴い、エリクソンに支払う現金は10億5,000万ユーロ(約1,116億円)。

ソニーはこの子会社化により、今後、タブレットやテレビ、PCなどのネット対応機器群に、スマートフォンをより迅速に組み込むことが可能になると説明している。なおソニー・エリクソンは売上の8割をAndroidスマートフォンが占め、2011年第3四半期の市場シェアは11%。

また今回の株式取得によって、ソニーの全製品やサービスを対象とした広範な知的財産権のクロスライセンス、またワイヤレスモバイル技術に関する、5つの重要特許群もあわせて獲得したと説明している。

■「“フォー・スクリーン戦略”の体制が整った」

今回の完全子会社化に伴う、ソニーのハワード・ストリンガーCEOのコメントは以下の通り。

「今回の取引はソニーにとってもエリクソンにとっても有意義なものであり、そして何よりも、いつ、どこででも好きなコンテンツを楽しみたいというお客様の期待に応えるものとなるはずです」。

「スマートフォンという成長事業を統合し、同時に、広範なクロスライセンスを含む戦略上大変重要な知的財産権へのアクセスを取得することで、我々が目指す“フォー・スクリーン戦略”の体制が整いました」。

「ソニーは、スマートフォン、タブレット、ノートPC、テレビなどをシームレスに連携させ、より迅速にまた強いラインナップでお客様に提供しています。これらの製品とソニー自身が運営するネットワークサービスであるプレイステーションネットワークやソニーエンタテインメントネットワークを通じて、新しいオンラインエンタテインメントの世界を開拓していきます」。

「また、今回の株式取得によって、商品設計、ネットワークサービスの開発、マーケティング活動など多くの事業領域で、商品群を横断した事業の効率性の向上も目指していきます。ソニーは、自らが保有する映画・音楽・ゲームなど全てのコンテンツを、幅広い商品を通してお楽しみいただける環境を、ソニーにしか成し得ない形で広げていきます」。

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