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受付番号とテレビとの同時表示などが可能に

キヤノン、地デジとサイネージ情報をテレビに同時表示する「フレミクスTV」サービスを開発

2011/09/20 ファイル・ウェブ編集部
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キヤノンマーケティングジャパン(株)は、放送局の地上デジタル放送とキヤノンMJのデータセンター上で管理する顧客独自のコンテンツを融合し、地デジ対応テレビの画面上で同時に映し出せるサービス「フレミクスTV」を発表。10月上旬よりテレビ朝日と朝日放送、名古屋テレビの3局と共同で試験運用を開始する。

本サービスにより、例えば金融機関の店舗や医療機関の待合室、官公庁の窓口などにおいて、テレビに地上デジタル放送を流しながら、受付番号や会場誘導、お知らせといった各種情報を表示させることが可能になる。

画面イメージ

なお、デジタルサイネージシステムなどの高価な専用システムは不要で、地デジ対応テレビとインターネット回線があれば利用可能。また、B-CASカードの固有IDがコンテンツを識別するので、テレビごとに表示させる情報の内容を変えることもできる。さらに災害発生時には、テレビ放送を通じて緊急速報や災害状況を確認することもできる。

システム概念図

提供価格は未定で、表示端末単位ごとに、月額課金方式で提供する予定。来春には新規事業として本格的にスタートさせ、将来的にサービス対象エリアを全国へ順次拡大していく予定だとしている。

【問い合わせ先】
キヤノンマーケティングジャパン
映像ソリューション販売課
TEL/03-3740-3304

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