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カメラ機能へのこだわりなどを紹介

パナソニック、スマホ/ガラケー新モデルのメディア向け説明会を実施

2011/06/16 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニック モバイルコミュニケーションズは、同社製スマートフォンやフィーチャーフォンのメディア向け説明会を実施。新モデルの特徴などを改めて説明した。

パナソニック初のAndroidスマートフォン「P-07C」と「Sweety SoftBank 003P」については、「2011年は女性が普通にスマートフォンを欲しがる時代になるだろうと感じたが、他社にはまだ女性向けスマホが見当たらないため、そこを狙った」(同社スタッフ)と、女性をメインターゲットに設定した背景を説明。

P-07C

Sweety SoftBank 003P


デザインを重視する層もスマートフォンユーザーにも拡大すると予測

また、4.3インチという画面サイズについて「大画面でPCの代わりに使いたいという要望が多かったことからのサイズだが、しかし大画面すぎると片手で画面の端にとどかない」と語り、カメラのモードダイヤルのように各種アプリを選択できる「タッチスピードセレクター」などを搭載した背景を説明。文字入力の際のキーパッドのサイズやデザインもユーザーの好みによってカスタマイズできることにも触れ、使いやすさの面に配慮していることをアピールする。

タッチスピードセレクター機能で素早くアイコンを選択できるようにした

キーパッドは大きさや配置を自由に変更できるほか、スタンプなどでデコレーションしたり、自分で撮影した写真を背景に設定することなども可能

なお、ロックの解除画面には2つの弧を表示。左側の弧でロックを解除すると前述のタッチスピードセレクターが左側に、右側の弧でロックを解除すると右側に表示されるなど、ユーザーの利き手に合わせたメニュー表示を行う。

ワンセグのチャンネル選択画面。こちらも最初のロック解除方法によってメニューが右側に表示されるか左側に表示されるかが変わる。これにより片手でワンセグ操作を行えるようにした

フィーチャーフォンでは、デジカメのLUMIXで培った高画質技術「Mobile Venus Engine」を搭載した“LUMIX Phone”「P-05C」などについて言及。

P-05C

同製品では、携帯電話の静止画/動画撮影機能において世界で初めて光学手ブレ補正を搭載。写真撮影だけでなく、歩きながらのムービー撮影などでも効果を発揮することを改めて説明し、「LUMIXの冠を頂いた2号機ということで、手ブレ補正は入れるべきだと考えた」とコメント。デジカメとしての機能に強いこだわりがあることを説明した。

光学式手ブレ補正と電子式補正の原理説明

また、フラッシュには従来よりも緑や赤の色再現性に優れた高演色フラッシュを搭載。フラッシュ撮影時でも人の肌をキレイに写せる点をアピールした。

そのほか、撮影した写真を“DIGA”や“VIERA”へ簡単に送信するDLNA連携や、SNSへ写真をワンタッチでアップロードできる「ピクチャジャンプ」機能などにも言及。3D写真撮影も行えることなども改めて紹介した。

3D撮影時の画面。シャッターボタンで最初の画像を撮影した後、ガイドに従い機体を水平移動させると自動で2枚目の画像を撮影。2枚の視差を利用して3D画像を作成する

そしてフィーチャーフォンでのカメラ機能という点では、女性向けにスワロフスキー装飾を施した「P-04C」も紹介。キラキラしたデコレーション素材などで写真を装飾したりもできる同製品で約1320万画素という高機能カメラを搭載した点について、「デコレーションするにしても、元の写真がキレイでないと意味がないと考えた。そのため、カメラケータイと謳っていない機種でもカメラに力を入れた」と語った。

P-04C

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