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オリジナルのiPhoneアプリも開発

デノン、AirPlayやDLNA対応の9.2ch AVアンプ「AVR-4311」を発売

2010/09/17 ファイル・ウェブ編集部
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デノンは、アップルの「AirPlay」機能に対応した9.2ch AVアンプ「AVR-4311」を10月中旬に発売する。価格は252,000円(税込)。


AVR-4311(プレミアムシルバー)

ブラック
カラーバリエーションはブラックとプレミアムシルバーの2色を揃える。

■優れたサウンドクオリティを実現するための技術と機能

210W×9ch(6Ω)の実用最大出力を備え、同時に2台のサブウーファーを接続できる9.2ch対応機。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのデコーダーを搭載するほか、ドルビープロロジックIIzやAudyssey DSXのプロセッサーも備える。フロントハイト、フロントワイドスピーカーの専用端子とアンプアサイン機能も搭載し、フロントスピーカーA/B切り替えや2chバイアンプ再生と7.2chサラウンド再生の切り替えなどがユーザーの好みで選択できる。マルチゾーンの割り当てにも対応する。

11.2chのリアルタイム・デコード処理にも対応しており、独立したプリアウト出力を備えている。内蔵のパワーアンプを使用せず、11ch全てを外部のパワーアンプで再生することも可能だ。この場合はパワーアンプの経路を切り離すことで、プリアンプとしてのクオリティを大幅に向上させている。内蔵パワーアンプを使用する際は、外部のパワーアンプで再生する残り2chをフロント、またはフロントハイトに割り当てられる。フロントチャンネルにいっそうハイクオリティなアンプを使用したり、効率的なアンプを使うこともできる。サブウーファー2台を接続した際は、オートセットアップでサブウーファーの各々のレベル/位相/イコライジングを調整し、2台使いの効果を最大に引き出す「Audyssey MultiSub Calibration」を採用している。

パワーアンプ部は厳選したパーツで構成。高速の整流ダイオードと大容量ブロックコンデンサーを採用した十分な電流供給能力を持つ電源部とし、全9chに同一クオリティを持たせたディスクリート構成としている。


高音質設計を実現した本体内部
32bit処理のDSPを搭載したダイナミック・ディスクリート・サラウンド・サーキット「D.D.S.C-HD」を採用するほか、全チャンネルを24bitクオリティで再現する「AL24 Processing Plus」を搭載する。信号経路は可能な限りシンプルでストレートな設計とし、信号の引き回しを最適化することで各回路での信号劣化を最大限に防止。振動による影響を徹底排除するため、防振対策もパワートランスやラジエーター部など各所に施されている。

本機はDENON Link 4thにも対応する。内部にはクロックジッター・リデューサーを搭載し、入力・出力信号の位相を比較してジッターを低減する。アナログ/デジタルを問わず入力信号の全てに対して有効に働く機構としている。

セットアップは付属の専用マイクを使って自動的にスピーカーの初期設定が行える。部屋の反響や各スピーカーの位置など、音響特性を最大8箇所のポイントで測定し、適切な設定を行う新搭載の「Audyssey MultEQ XT 32」が採用されている。従来のMultEQ XTの32倍のフィルター解像度を備え、低域の分解能向上と、高精度な測定・補正を可能にしている。また、再生中の音の大小をリアルタイムに調整する「Audyssey Dynamic Volume」や、ドルビーボリューム機能、さらには圧縮音源の高音質再生を可能にするコンプレスト・オーディオリストアラー機能も採用する。

その他、本体にはFM/AMチューナーのほか、フォノイコライザーやスリープタイマー機能を搭載している。

■HDMIに関連する機能と利便性

HDMI端子はVer.1.4a対応とし、3D映像のパススルー出力やARC機能に対応。7入力/2出力を搭載する。HDMI CECによるシャープ/パナソニック/東芝/日立/三菱/ソニーのホームシアター機器との連携機能も利用できる。


背面端子部
アナログビデオ信号をHDMIデジタルビデオ信号へアプコンできる機能も搭載した。同社BDプレーヤーの上位機にも採用されているハイビット処理のI/Pスケーラーを搭載し、より高画質な映像再生が楽しめる。さらにGUIはHDMI出力の映像に重ねて半透明で映すことができ、起動時の視認性や操作性を高めている。

■アップルAirPlayの機能に対応

先頃アップルが発表した「AirPlay」(関連ニュース)に対応。「iTunes 10」をインストールしたPCと組み合わせることで、ホームネットワーク内にあるAVアンプやスピーカーなどに、iTunesライブラリーに保存した音楽を高音質にストリーミング配信できる。操作はiTunesのスピーカーメニューから対応機器を選択することで行え、AVアンプのボリュームコントロールも行える。AVアンプ側からはスキップや一時停止などの基本操作を行うことも可能だ。

AirPlay利用時のイメージ

なお、「AirPlay」機能についてはオンライン経由のアップグレードで追加される。アップグレードサービス実施の方法、アップグレードが無料か有料か、有料だった場合の価格体系や時期などについては、後日デノンのホームページで告知される予定だ。

iPod関連の機能としては、別売のデノン製iPodコントロールドック「ASD-11R」が接続できるドックコントロール端子が搭載されている。


「Denon Remote App」のイメージ
さらに、デノンではiPhone/iPod touch用アプリとして「Denon Remote App」を開発し、App Storeから無償でダウンロード提供を開始する。本アプリをインストールして、iPhone/iPod touchでデノンの機器がLANを経由によりコントロール可能になる。アプリはシンプルなインターフェースを採用し、アンプの電源ON/OFFやボリュームコントロール、ソースの切り替えなどが行える。またファイルストリーミングやインターネットラジオの操作も対応しており、iPhone/iPod touchにはアルバムアートワークも表示できる。アプリによるコントロールに対応するデノンのAVアンプは本機のほか、「AVR-3311」「AVR-A100」となる。

その他、DLNAベースのネットワーク再生機能も充実しており、Windows 7搭載PCからWindows Media Player Ver.12の再生機器として本機を選択し、PCやNASに保存した音楽・画像ファイルをネットワーク経由で再生して楽しめる。Windows 7以前のOSを搭載するPCの場合は、Windows Media Player Ver.11等のミュージックサーバーを利用して、PC等に保存したファイルをネットワーク経由で再生できる。再生可能なファイル形式は WAV/AAC(DRM非対応)/WMA/MP3/FLAC。画像ファイルはJPEGに対応する。またインターネットラジオ再生の機能も備える。

さらにWindows 7搭載PCでは、LLTD(Link Layer Topology Discovery)機能により、PC側から本機を認識して、PCのコントロールパネル上でAVアンプの設定が行える。Windows 7以前のOS搭載マシンではWebブラウザによるWebコントロール機能が利用可能だ。


付属のリモコンは液晶表示付となり、暗闇でも操作しやすいようLEDバックライトを各ボタンに設けている。触感のよいラバー塗装とアルミパネルを採用し、使いやすさを追求。学習・プリセット機能も搭載する。

【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/044-670-6612

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドDENON
  • 型番AVR-4311
  • 発売日2010年10月中旬
  • 価格¥252,000(税込)
【SPEC】●定格出力:140W×9ch(8Ω) ●実用最大出力:210W×9ch(6Ω) ●消費電力:580W ●外形寸法:434W×171H×414Dmm ●質量:17.3kg