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AVCHD/24Mbps記録に対応

ソニー、レンズ交換式ビデオカメラ“Handycam”「NEX-VG10」国内発売を正式発表

公開日 2010/08/05 13:01 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、1,420万画素の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載したレンズ交換式のビデオカメラ“Handycam”「NEX-VG10」を9月10日より発売する。光学11倍ズームのE 18-200mm F3.5-6.3 OSSレンズ「SEL 18200」とのセットモデルのみの販売で、価格はオープンだが20万円前後での実売が予想される。

NEX-VG10

レンズを取り外したところ

NEX-5」および「NEX-3」と同じEマウントのレンズが使用できるレンズ交換式ビデオカメラ。7月に米Sony Electronicsが米国での発売を発表したモデル(関連ニュース)の日本国内への投入が正式に発表された格好だ。なお本機は、AVCHD記録の民生用ビデオカメラとして、世界で初めてレンズ交換式を採用した製品となる。

操作ボタン部の様子

静止画撮影用の「PHOTO」ボタン

1,920×1,080/60iでのAVCHD記録に対応しており、ビットレートは24Mbps/17Mbps/9Mbpsから選択可能。9Mbpsのときは1,440×1,080/60i記録になる。1080/24pや1080/30p撮影、SD画質での撮影などは行えない。なおセンサーからの読み出しは30pとなる。

記録メディアはメモリースティックとSDカード両方が使用でき、SDXCカードにも対応している。24MbpsのFXモード時の場合、32GBメモリーカードに約3時間の記録ができる。

前述の通り、撮像素子には1,420万画素の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載。通常のビデオカメラの1/2.88型CMOSに比べ約19.5倍、マイクロフォーサーズと比べ約1.6倍という大型センサーを採用したことにより、ノイズを抑えながら高いISO感度を実現できる。また、同じ画角の場合レンズの焦点距離が長くなるため、よりボケ味のある動画が撮影できるようになった。

同梱レンズは動画撮影時に32.4〜360mm、静止画撮影時に27〜300mm(いずれも35mm換算)に対応。フルタイムAFに対応しているほか、静音設計モーターを内蔵しておりマイクがフォーカスの音を拾いにくいよう配慮している。

なお、別売のアダプター「LA-EA1」を使用すればAマウントレンズも使用可能。ただし、Aマウント使用時はオートフォーカスには非対応となる。

同梱レンズ使用時には、高機能手ブレ補正「アクティブモード」に対応。ワイド端撮影時にスタンダードモード比で約10倍のブレ補正角度を実現した。

マイクには4つの無指向性マイクカプセルを搭載した「Quad Capsule Spatial Array」ステレオマイクを採用。4基のマイクカプセルで集音した後に独自の信号処理を施すことにより、指向性を「HDR-CX550V」比で約2倍に向上させた。ただし、ドルビーデジタル5.1chなど、サラウンド音声の記録には対応していない。なお製品にはウィンドスクリーンが付属している。

「Quad Capsule Spatial Array」ステレオマイク

ウィンドスクリーンを装着したところ

さらに、0.43V型で115.2万ドットの高精細EVFを搭載。20.1万ドットだった従来の“Handycam”のEVFから大幅に精細さを向上させた。また、モニター部には「TruBlackディスプレイ」を採用した92.1万ドットの3.0V型ワイドエクストラファイン液晶を搭載している。EVFと液晶モニターは同時に表示することはできず、切り替えは手動で行う。ただし、液晶モニターを畳むと自動的にEVFに切り替わる。

「TruBlackディスプレイ」採用の3.0V型ワイド液晶を搭載

本体には各種マニュアル調整用にコントロールダイヤルと専用ボタンを装備。動画撮影時に各種マニュアル調整が行える。ホワイトバランス、ゲイン、露出調整用に各専用ボタンを備えるほか、動画撮影時にもプログラムオート/アイリス優先/シャッタースピード優先/マニュアルの各モードを搭載し、コントロールダイヤルで選択できる。なお、動画撮影時はオートフォーカスは25エリアのマルチ測光のみで、中央重点平均測光やスポット測光などは選べない。また露出は0.3ステップ刻みで-2〜+2で調整が可能。

コントロールダイヤルと専用ボタンを装備

HDMIミニ端子やUSB端子などのほか、ヘッドホン端子も装備しており、ヘッドホンを接続して音声をモニタリングしながらの撮影も可能。そのほか、別売のガンマイク「ECM-CG-50」など用のコールドシューと、別売のフラッシュなど用のオートロックアクセサリーシュー「αシュー」を備えている。バッテリーはtype Vに対応しており、FV70の場合145分、FV100の場合は315分の連続撮影が可能。なお、インフォリチウム機能や本体内充電には対応していない。

右側面にHDMIとUSB端子などを装備

2種類のアクセサリーシューを備えている

静止画の記録フォーマットはJPEGで、秒間最大7コマ連写機能も搭載。映像処理エンジンには「BIONZ」を採用しており、“Exmor” APS HD CMOSセンサーとの組み合わせにより、同社では「デジタル一眼クラスの写真をそのまま撮影可能だ」としている。動画と静止画の同時撮影はできず、動画撮影中の静止画切り出しにも対応していない。

また、静止画撮影でも各マニュアルモードに対応。加えて、高速連写した画像を重ね合わせて1枚の画像を生成する「人物ブレ軽減モード」「手持ち夜景モード」も利用できる。そのほか、逆光シーンでも自然な画像を実現する「Dレンジオプティマイザー」、および明暗差の大きいシーンでも自然な階調の画像が得られる「オートHDR」も搭載している。ただし、NEX-5/3で対応しているRAW撮影や3D静止画撮影、スイングパノラマ撮影などは本機では利用できない。

撮影したファイルの管理用ソフトとして「PMB(Picture Motion Browser)」が付属。また、2009年度に全米第2位の販売実績を獲得した人気編集ソフトの最新版「Vegas Movie Studio HD Platinum Ver.10」も無料ダウンロード提供する。

そのほか、前述のガンマイクに加えて長時間バッテリーやBluetoothワイヤレスマイクなどの各種アクセリー類も用意。直販サイトのソニースタイルでは、長時間バッテリー「NP-FV100」とバッテリービデオライト「HVL-10NH」、円偏光フィルター「VF-67CPAM」の3種類をNEX-VG10とセットにした「NEX-VG10クリエイターセット」も用意。通常はポイント付与を行っていないアクセサリーもポイント対象とし、通常の7%よりも料率も高い10%のポイント還元を行う。

ガンマイク「ECM-CG-50」

ガンマイクを装着したところ

また、ソニースタイルでの販売に関しては“α”レンズ体験レンタルサービスの無料チケットも同梱。さらに、モニターキャンペーンも実施する。モニターキャンペーンの応募受付期間は8月19日15時まで。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルSDカードムービー
  • ブランドSONY
  • 型番NEX-VG10
  • 発売日2010年9月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
【SPEC】●イメージセンサー:“Exmor” APS HD CMOSセンサー ●総画素数:1,420万画素 ●ズーム:光学11倍(同梱レンズ) ●記録メディア:メモリースティック PROデュオ/PRO-HGデュオ、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●液晶モニター:3.0型、92.1万ドット、ワイドエクストラファイン液晶、Trublack搭載