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“カメラと写真映像の情報発信イベント”が開幕

【CP+】パナソニック最新モデル「G2」/ソニーの“新コンセプトカメラ”/フジフイルム3Dカメラが4月にアップデート

公開日 2010/03/11 18:08 ファイル・ウェブ編集部
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カメラ映像機器工業会(CIPA)の主催による“カメラと写真映像の情報発信イベント”「CP+(シーピープラス)」が11日からパシフィコ横浜で開催されている。会期は14日まで。Webサイトから事前登録を行うことで入場は無料になる。会期中平日の当日入場は入場料1,000円が必要になり、土日は入場無料。連日10時から17時まで開催されている。

会場には大手カメラメーカーやアクセサリーメーカなどがブースを構え、それぞれの最新製品やサービスを展示しているほか、各種セミナーや撮影会、トークショーなどのスペシャルイベントも実施されている。

こちらでは会場に出展している主要メーカーブースの模様をご紹介する。

■ソニー

イベント開催前に行われた事業説明会にて発表されたミラーレスの“新コンセプトカメラ”(関連ニュース)が展示されていたが、実際にタッチできる実機はなく、「重さとサイズ感」を確認できるモックアップにのみ触れることができた。ある程度完成品に近いモデルはディスプレイ展示のみ。ユーザーインターフェースのイメージも幾つかのパターンがパネル展示されていたが、タッチ操作に対応するのかなど、詳しいことは明らかにされなかった。

レンズ交換式コンパクトカメラ

タッチできたのは重さとサイズがなんとなく確認できるモックアップだけだった


小型モニターでUIのイメージを何パターンか紹介していた
αシリーズについては、年内に数機種の新製品が国内で発売が予定されていることも明らかにされたが、その中から“中級機”と“メインストリーム機”のサンプルも出展された。

“メインストリーム機”のプロトタイプ

“中級機”のプロトタイプ

両方とも「筐体はまだ最終形ではない」という、注釈付の参考展示だったが、中級機の方には固定式のモニター、メインストリーム機にはバリアングルタイプのモニターが搭載されていた。またグリップ部のトップには「AVCHD」のロゴがプリントされている。それぞれの仕様については「AVCHDのフルHD動画撮影に対応すること、新開発の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載することだけは決まっているが、撮像素子の画素数やエンジンのことなどは、現時点ではまだお知らせできない(展示スタッフ)」という。なおαシリーズにおける“中級機”のポジショニングについては、「現行のα900とα550との間(展示スタッフ)」になる予定とのことだ。

AVCHDのロゴマーク

“メインストリーム機”はバリアングルモニター仕様を予感させた

また同じく年内に発売を予定している単焦点レンズ「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」、超望遠Gレンズ 500mm F4も参考出品されている。

超望遠Gレンズ

単焦点レンズ「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」

ブースの各所ではソニーのデジタルカメラ、デジタルムービーによる撮影体験コーナーが設けられている。敷地内にはミニサッカーコートを設置し、コート内で行われるプレーをAVCHD動画撮影に対応したDSC-TX7DSC-HX5V関連ニュース)を使って撮影し、ハイビジョン映像の実力を確認することもできる。同じくBloggieやスリムな防水仕様のDSC-TX5のタッチ&トライ、TransferJetのデモなどが体験可能だ。

DSC-TX7

DSC-HX5V


デジタルビデオカメラの展示も行われた

“Bloggie”のデモ
■パナソニック


9日に発表された“LUMIX Gシリーズ”のニューフェイス「DMC-G2」(関連ニュース)がハイライトされている。タッチ&トライのコーナーは常時賑わっており、AFやシャッターのタッチオペレーションによる高速レスポンスに驚きの声をあげる来場者も数多く見受けられた。

DMC-G2

DMC-GF1の新色“フェアリーピンク”

コンパクトタイプの“LUMIX”の2010年春モデルも全ラインナップが勢揃いしている。今期のモデルでは特に「FX66」や「TZ10」「ZX3」「FT2」など主力モデルが“超解像技術”を搭載したことにより、これまでよりもさらに高精細な写真撮影を楽しめる点が強くアピールされている。タッチ&トライのコーナーでは、全ての実機を体験できる。

超解像技術&光学12倍ズーム対応の「DMC-TZ10」


超解像技術&広角スリムモデルの「DMC-FX66」

タフネスモデルの「DMC-FT2」

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