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視聴用メガネにRealD技術採用

ソニーと米RealD、家庭向け3D機器で技術提携 − 「サイド・バイ・サイド」対応BRAVIAを開発

2009/12/18 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー(株)とRealDは、家庭向け3D機器分野で技術提携すると発表した。

これにより、ソニーはRealDの立体映像フォーマット、アクティブ方式、パッシブ方式の3D視聴用メガネの製造に関するノウハウ、その他関連技術のライセンスを受けることになる。今後はRealDの立体映像フォーマットをサポートする3D再生可能な液晶テレビ“BRAVIA”や、その他のコンシューマー向け3D対応製品の開発で協力していく。

RealDのフォーマットは「サイド・バイ・サイド」方式で、既存のHD放送インフラを活用して3D映像を伝送することができる。

ソニー(株)執行役 副社長、コンスーマープロダクツ&デバイスグループ担当の吉岡浩氏は「ソニーは、独自の液晶パネル駆動技術を用いて、液晶テレビ BRAVIAでのフルHD3D映像を実現した。今後製品化予定の3D視聴用メガネにはRealDの技術が用いられている。両社の優れた技術を融合し、家庭に高品質な3D体験を届けていく」とコメント。

さらにRealD会長兼CEO マイケル・V・ルイス氏は「今回の協業により、現存するHDのインフラを通して高品位の3Dコンテンツをソニーのディスプレイに届けることが可能となる。これは家庭での3Dが今後幅広く受け入れられるためには非常に重要な要素」と述べている。

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