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IFA2009レポート

ベイヤーダイナミック、新設計のドライバーを採用した新フラッグシップヘッドホンを展示

2009/09/05 季刊オーディオアクセサリー編集部・浅田
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地元ドイツののヘッドホン/マイクロホンブランドであるベイヤーダイナミックのブースには新設計のドライバーを搭載した新フラッグシップヘッドホン「T1」が展示されている。単体価格は890ユーロで、同社の高級ヘッドホンアンプ「A1」とのパッケージでは1490ユーロで販売される。

ベイヤーダイナミックのブース

同社のブースで最も注目を集めていたハイエンドヘッドホン「T1」とヘッドホンアンプ「A1」

本機は極限まで薄くデザインされた最新のTeslaテクノロジーによるダイヤフラムとネオジウムマグネットを採用し、非常に高い能率を実現したオーバーヘッドバンド型モデル。これにより音楽のあらゆるニュアンスを極めて高いレベルで再現することを可能とし、さらには低歪かつ高い解像度を誇る空間的な再現性を実現した。

両chから左右対称で出されたケーブルは6芯を採用。それぞれに絶縁設計が施され、外部ノイズからの耐久性が高められている。端子は定評のあるノイトリック社製のステレオ標準プラグを採用する。

左右の表記はL ch側のみに刻印

プラグは定評のあるノイトリック製のステレオ標準プラグを採用する

装着感にも配慮し、イヤーパッドにはベロアを採用。長時間の使用でも快適なリスニングを実現している。

なお、最近の同社ではハイエンドモデルにポータブルユースを意識した32Ω仕様と、高品位なヘッドホンアンプの仕様を想定した600Ω仕様を用意していたが、本機は600Ω仕様のみ。ハイエンドを徹底的に意識した設計が施されている。

また、このほかにも「DT990」や「DT880」、「DT770」などすでに日本でもお馴染みのモデルも多数登場し、来場者の注目を集めている。

天井からヘッドホンをつるすなど、ユニークな展示もされている


日本でもお馴染みのカナル型ヘッドホンも展示。上から「DTX100」、「DTX80」、「DTX60」

こちらも日本でもお馴染みのハイファイモデル。上から「DT990」、「DT880」、「DT770」

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