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人物サーチや構図合わせも全て自動

【動画アリ】ソニー、顔検出を利用し自動撮影を行うデジカメアクセサリー“Party-shot”を発売

公開日 2009/08/06 13:47 Phile-web編集部
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ソニーは、顔検出機能を利用して自動で撮影を行うデジタルカメラ用アクセサリー“Party-shot”「IPT-DS1」を9月4日より14,910円(税込)で発売する。

IPT-DS1

「DSC-TX1」と接続したところ

本製品は、同社製デジタルカメラ“Cyber-shot”の顔検出・笑顔検出を利用し、パン&チルトして被写体を追い自動撮影するアクセサリー。構図あわせやシャッターを切るタイミングをすべて自動で決定する。

対応するデジタルカメラは、本製品と同時に発売が発表された“Cyber-shot”「DSC-WX1」と「DSC-TX1」の2機種(関連ニュース)。“Cyber-shot”を本機と接続すると、カメラが自動で被写体を探し始めて撮影を行う。まずは動作の様子を動画でご覧頂こう。



最大パン角度は無制限で360度すべての被写体を撮影可能。最大チルト角度は上向きが24度で下向きが21度。一時停止機能と兼用のメニューボタンを押すと、パン回転角度を無制限/180度/90度の3段階から設定可能。また、撮影頻度も高/中/低から、フラッシュ使用もオート/オフを選択できる。なお、初期状態ではパン角度・無制限、撮影頻度・中、フラッシュ・オートに設定されている。

上向き24度・下向き21度までチルトする

動作中はLEDライトが点灯

本機は“Party-shot”という名前の通り、パーティなどでの使用を想定。撮影者が被写体となる人物に声をかけてから撮影する通常の方法と異なり自動で撮影を行うため、パーティの参加者がカメラを意識しないというメリットが持っている。これにより、例えばテーブルの上などに本機を置いておくことで、参加者の自然な笑顔を撮影するといった使い方ができる。

また、通常の撮影方法では当然ながら撮影者は写真に写ることができないが、本機を使用すればそういった事態も回避可能。例えば家族写真を撮る際に、全員が写った一家団欒の様子を撮影するなどといったこともできる。

撮影に関するアルゴリズムは“Cyber-shot”側のものを利用して動作。構図合わせでは被写体の顔の向きなど複数の要素から判断し、いわゆる「日の丸構図」にならないように調整する。

機体底面には三脚穴も装備。駆動には単3形乾電池2本を使用し、単3アルカリ電池を使用した場合で最大約11時間の駆動が可能。別売のAVケーブル「VMC-20FR」を使用してのビデオ出力も可能だ。なお、動画撮影には対応していないためオーディオ出力には非対応となる。

機体背面に端子類を装備

また、専用のキャリングケース「IPT-DS1」や、電源ケーブル「AC-LC5A」といったアクセサリーも同時発売される。価格は「IPT-DS1」が3,150円(税込)で、「AC-LC5A」が3,675円(税込)。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンル三脚/撮影補助アクセサリー
  • ブランドSONY
  • 型番IPT-DS1
  • 発売日2009年9月4日
  • 価格¥14,910(税込)
●動作角度:パン→無制限/180/90度、チルト→+24/−21度(最大) ●電源:単3形アルカリ乾電池/単3形ニッケル水素電池×2 ●入出力端子:DC IN、VIDEO OUT、マルチ接続 ●外形寸法:128W×34H×118Dmm(最大突起部を除く) ●質量:175g(ベース1個、プレート1個を含む、電池含まず)