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業務用仕様の6画質モードをプリセット

ビクター、厚さ6.4mmの業務用32V型フルHD液晶ディスプレイを発売

2009/06/08 Phile-web編集部
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日本ビクター(株)は、独自の映像エンジン「GENESSAプレミアム」を搭載し、最薄部の厚さ6.4mmを実現した業務用32V型液晶ディスプレイ「GD-32X1」を8月下旬より発売する。価格はオープンだが、23万円前後での実売が予想される。

GD-32X1

背面の様子

本製品はフルHD解像度の業務用液晶ディスプレイ。オリジナル液晶パネルとエッジライト型LEDバックライトシステムの採用により、厚さ6.4mm、質量5.7kgと、32V型液晶ディスプレイとして業界最高レベルのコンパクトさを実現した点が特徴だ。

機体を斜めから見たところ

最薄部で6.4mmという薄さを実現

画像エンジンには独自の「GENESSAプレミアム」を搭載。36bit(RGB 各12bit)画像処理エンジンを搭載するほか、「i-Clear Motion NR」により画像ノイズをリアルタイムに検出し、ブレなく、効果的にノイズを低減させる。

同エンジンには「Real Color Creation」も搭載。入力映像1枚ごとの色分布を瞬時に分析し、着目する領域に高画質処理を施して、よりリアルな色彩と質感が立体感のある映像を実現するという。また、動きの速い映像もクッキリと再現できるよう倍速ドライバーも搭載している。

液晶パネルはsRGB比100%、Adobe RGB比90%の広色域を実現。コントラスト比は4,000対1で、輝度は400cd/m2。CEC機能にも対応したHDMI端子を2系統装備するほか、アナログRGBやRS-232Cなどの各種端子類も用意している。

画質モードには、業務用仕様として、デジタルサイネージ用/監視用(HD/SD モード)/Pro デジタル1 眼レフ写真用/医療参照用/Standard ディスプレイ用という6モードをプリセットで用意。

さらに色温度については3200K放送局再撮用など、ガンマ設定については、医療参照用にDICOM規格のグレースケール標準関数GSDFに基づいたガンマ設定やデジタルシネマ用のガンマ2.6などをそれぞれ設定でき、幅広い用途に使用可能だ。

そのほか、SD/SDHC カードとUSBタイプスロット対応したフォトビューアースロットも装備。JPEG再生時にはMP3の同時再生もできる。

なお、本製品は6月10日から12日まで幕張メッセで開催される「デジタルサイネージジャパン(DSJ) 2009」に出展される。

【問い合わせ先】
日本ビクター
開発営業部 国内営業部 プログループ
TEL/045−450−2648

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドVICTOR
  • 型番GD-32X1
  • 発売日2009年8月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格 280,000円前後)
●画面サイズ:32V型 ●アスペクト比:16:9 ●表示画素数:1,920×1,080 ●視野角:左右178°、上下178° ●輝度:400カンデラ ●コントラスト比:4,000:1 ●入力端子:HDMI × 2(CEC 対応)、アナログRGB 入力(付属・変換ケーブル使用)、コンポーネント/ コンポジット入力→アナログRGB 入力使用(付属・変換ケーブル使用)、RS-232C(付属・変換ケーブル使用)、音声入力端子、ミニジャックφ3.5mm ●音声実用最大出力:(JEITA) 5w+5w(オプション・スピーカーボックス使用) ●フォトビューアースロット:SD/SDHC カード、USB タイプスロット対応 ●外形寸法:772.5W×496H×22.5Dmm ●質量:5.7kg