三洋、「IEEE802.11n」対応の液晶プロジェクター「LP-WXU700」を発売

三洋電機（株）は、業界で初めて高速無線LAN技術「IEEE802.11n」に対応し「動画ストリーミング再生機能」などを搭載したワイドXGAモバイルプロジェクター「LP-WXU700」を6月19日より発売する。価格は627,900円（税込）。

本製品は、高速無線LAN技術「IEEE802.11n」に対応した液晶プロジェクター。画素数1,280×800で0.74V型の液晶パネルを3枚搭載しているほか、光源には275Wランプを搭載。光学エンジン技術と冷却技術を駆使して光の利用効率を向上させ、輝度3,800ルーメンを実現している。

近年加速するパソコンのワイド画面化に対応したことに加え、LAN経由で動画再生も高速で行えるよう「IEEE802.11n」に対応。動画ファイルそのものをプロジェクターに伝送し、ファイルを受信しながらプロジェクター側で同時に再生する「動画ストリーミング再生機能」も搭載することにより、スムーズな動画投映を可能にした。なお、同機能はMPEG1、MPEG2、MPEG4、WMVファイルに対応する。

また、「メモリービューワー機能」も搭載。USBメモリーをプロジェクターに直接接続することで、保存された画像や動画を投映できるため、ソコンなしで動画ファイルの再生が可能だ。

組み込みデバイス向けOS「Windows Embedded CE 6.0」を搭載していることにより、Windows Vistaに標準搭載の「ネットワークプロジェクタ」に対応。複雑な設定なしで、Vista搭載パソコンからワイヤレスで画面を投映できる。

端子類はSビデオやステレオミニジャックなどに加えてHDMIを1系統装備。また、P in P表示やP by P表示に対応するほか、クールダウンを待たずに電源コードを抜くことが可能な「イージーオフ機能」なども搭載している。

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