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テレビ用スピーカーやデジタルラジオへ応用可能

日本TI、32bit DSPとオーディオアンプを1チップ化したデジタル入力オーディオアンプを発表

2009/03/12 Phile-web編集部
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日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、32ビット・オーディオDSP、および20Wステレオ出力のオーディオアンプをワンチップに集積した、デジタル入力オーディオアンプ「TAS5709」「TAS5710」の2製品を発表した。

今回発表の新製品はEQ、および2バンドのDRC(ダイナミック・レンジ制御)をサポートしており、簡易3Dおよびバス・ブースト(低域強調)も実現可能であると紹介されている。これらの特性により、テレビや各種メディア用ドッキング・ステーション、デジタル・ラジオ、PCなどのモニターに装着するステレオスピーカーなど、多くの製品ジャンルへの展開が可能であるという。また、「TAS5710」については、TIのクローズド・ループ・アーキテクチャを採用し、電源に関する要求条件を緩和、システム・コストの低減にもつなげている。

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