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中鉢現社長は副会長に

【更新】ソニー、ストリンガーCEOが社長兼務 − ネットワークやコンシューマーを統合した2つの事業グループを新設

公開日 2009/02/27 16:19 Phile-web編集部
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「ネットワークプロダクツ&サービス・グループ」の新設についてストリンガー氏は、「エレクトロニクスとゲームをシームレスに統合する。イノベーションに富んだ、ネットワークに繋がる製品を出していく。同時に固定費の削減、サプライチェーンの強化も必要だ。この2つの戦略を遂行するため、平井氏と鈴木氏を起用した。SCEとVAIOのリソースを統合し、重複を下げ、一番良いものを組み合わせて消費者に届けたい。共通のネットワークサービスプラットフォームをすべてに応用していきたい。ネットワーク製品サービスの収益性も高め、最高のものを全社的に組み合わせていく」とねらいを説明した。

この話を受けて挨拶した平井一夫氏は「新組織のミッションは、ネットワークを介して、コンテンツ、デバイス、サービスが一対となった新しいユーザー体験を提供することにあると考えている。これまで私はSCEで、ハードとソフトを一緒にマネージすることをやってきた。これまでの経験をプレイステーション以外の幅広いフィールドに広げて行きたい。今後は、ゲーム領域以外のサービス、コンテンツを、ネットワーク化されたデバイスで楽しんでもらいたい。今回の組織にはVAIOも加わった。ゲームで培った経験だけでなくVAIOの経験も活用して、本当に一対となってミッションを遂行していきたい」と抱負を述べた。

新たに執行役EVP、ネットワークプロダクツ&サービスグループ担当に就任する現SCE社長の平井一夫氏

鈴木氏も、「以前からネットワークインテグレーションに興味を持っていたのでワクワクしている。水平分業型のVAIOビジネスに以前携わっていたが、今後、垂直型の典型のプレイステーションビジネスの両方を見ることができる。これを結びつけるとどんなビジネスができるか楽しみだ」と新組織での仕事への強い意欲を表明した。

新たにVAIO事業本部長に就任する鈴木国正氏

新たに副会長に就任予定の中鉢現社長は、「これまでエレキ部門の改革を進め、顧客視点に立った新しい商品を出してきた。業績面では2007年度に過去最大の売上げ、営業利益を出せた。収益性の強化もできたと考えている。これはソニー全員が一丸となった結果だ。キャッシュフロー、損益分岐点の低下などを行い、対応力が増してきた」とこれまでの仕事を振り返り、今後については「環境、ライフスタイルの変化が進んでいる。引き続きハワードを補佐し、新しいイノベーションを創り出す取り組みをサポートしていきたい」と述べた。

なお現副社長の井原勝美氏は、4月1日付でソニー(株)取締役、および執行役を退任。退任後、2009年6月までソニーの業務執行役員副社長として特命事項を担当後、同月開催のソニーフィナンシャルホールディングス(株)の株主総会承認を経て、同社の常勤取締役に就任する予定となっている。

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