HOME > ニュース > ソニー、無線LAN対応でフルブラウザ搭載の“CyberShot”「DSC-G3」を発売

mixiなどへの簡単アップロード機能も搭載

ソニー、無線LAN対応でフルブラウザ搭載の“CyberShot”「DSC-G3」を発売

公開日 2009/01/09 10:54 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、無線LAN対応でフルブラウザ搭載のデジタルカメラ“CyberShot”「DSC-G3」を1月16日より発売する。価格はオープンだが、55,000円前後での実売が予想される。

“CyberShot”「DSC-G3」

液晶面。フルブラウザを搭載

本製品は、IEEE802.11b/gの無線LANを搭載したデジタルカメラ。1,010万画素で光学4倍ズームレンズを搭載し、4GBのメモリを内蔵する。液晶には、タッチパネル式でVGA解像度の3.5V型ワイド液晶を採用。手ブレ補正機能も搭載しており、ISO感度は3,200まで対応する。なお、カラーバリエーションはブラックのみ。

タッチパネル式液晶を搭載

無線LANやフルブラウザといった、インターネット機能を搭載しているのが最大の特徴。Picasaなどコンテンツ共有サイトへのアップロード機能も備えており、本機からそのまま画像を送信できる。また、画像のアップロード完了後には、そのまま友人へメールで知らせることもできる。もちろん、メールアドレスは本体へ登録可能だ。同機能には現在、mixi/YouTube/Picaca/Dailymotion/eyeVioの5サービスが対応している。

フルブラウザは、バージョン6までのFLASHに対応したものを搭載。URL入力にはタッチパネルのソフトキーボードを使用し、ブックマークの登録も可能。また、DLNAにも対応している。

画像処理エンジン「BIONZ」と「Dレンジオプティマイザー」を搭載しており、撮影シーンに応じて、適切な露出・コントラストに自動補正する。また、「おまかせシーン認識」や「スマイルシャッター」、「顔キメ(顔検出)」などの各種機能により、条件に合った撮影を行える。

画像検索用に管理ソフトの「PMB(Picture Motion Browser)」を同梱。画像を撮影した日付順にカレンダー表示したり、パソコン上で「イベント」名をつけると、その「イベント」名をそのままカメラ本体上で表示できる。また、「人物の顔」「こどもの顔」「赤ちゃんの顔」「笑顔」で、見たい写真だけを絞り込めるほか、パスワードロック機能も備えている。

「PMB」には、元画像をPCへ保存した上で自動的にカメラ本体へのリサイズ・書き出しが行なえる「PCシンク」機能も装備。例えば10メガサイズで撮影した画像は、パソコンへ保存すると同時に自動的に約3%のVGAサイズ(640×480)にリサイズしてカメラ本体へ保存することができるので、本機をデジタルフォトアルバムとして活用するといった使い方が可能だ。

本体にはスライド式の「トランスフォーマーコンセプト」デザインを採用している。スライドを開くとレンズやズームボタンが現れる仕組みで、ビューワーとして使用する際には閉じた状態で、カメラとして使用する際には開いた状態でといった使い分けができる。

本体はスライド式。厚さは19.4mm

開いた状態でズームボタンが現れる。また、電源ボタンは側面に配置されている

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番DSC-G3
  • 発売日2009年1月16日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格 55,000円前後)
【SPEC】●カメラ有効画素数:有効1,010万画素 ●レンズ:カールツァイス「バリオ・テッサー」光学4倍ズーム ●液晶モニター:3.5型TFT LCD「エクストラファイン液晶」、タッチパネル ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ ●内蔵メモリー:約4GB ●消費電力:約1.2W ●外形寸法:101.7W×62.3H×19.4Dmm ●質量:約198g(バッテリー・付属アクセサリー含む)