HOME > ニュース > ビクター、次世代薄型液晶ディスプレイ技術を開発 − 2009年に商品化を予定

薄さ7mm・質量5kgの32V型ディスプレイ/CESに参考出展

ビクター、次世代薄型液晶ディスプレイ技術を開発 − 2009年に商品化を予定

公開日 2009/01/06 17:10 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本ビクター(株)は、次世代薄型液晶ディスプレイ技術を開発。薄さ7mm・質量5kgの32V型液晶ディスプレイ試作機を発表した。

新技術を搭載した液晶ディスプレイ試作機のイメージ


同社がこのたび開発したのは独自の新光学システム・液晶モジュール構造だ。光学・強度・放熱性能を維持しつつ、液晶モジュールの部品点数を従来より約1/10に削減。7mmという薄型化と、世界最軽量となる質量5kgを実現したほか、使用資源削減によるエコ性能も獲得した。バックライトにはLEDを採用。コントラストや表示色域、均一表示性能などの画質性能と省エネ性能も、独自の光学設計技術により両立しているという。


2009年には本技術を搭載したコンシューマー向けディスプレイの発売を予定しているとのこと。さらに公共施設・娯楽施設・店舗・企業・学校・家庭などの幅広い用途で使用を視野に入れ、レイアウトフリーへのニーズに応える考えだ。

なお1月7日から開催されるCESに、本技術を搭載した32V型フルHD倍速液晶ディスプレイの試作機を参考出展する。Phile-webでは会場よりレポートを予定。今回のプレスリリースでは「独自の技術」とのみ記載されている新光学システムなどについて、詳細が現地で明かされるのだろうか? こちらにも是非ご期待いただきたい。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
コーポレート コミュニケーション部
TEL/03-3289-7678

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE