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低価格化が後押し

BDレコーダーが急速にシェア拡大 − GfK 11月度調査で5割超、BCNの金額シェアでは8割弱

2008/12/19 Phile-web編集部
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ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)と(株)BCNは、直近のBDレコーダーのシェア拡大を相次いで発表した。

BDAが発表したデータは、GfK Japanが集計した11月度の国内DVDレコーダー市場における販売台数シェアで、シェアは53.0%(前月比6.9%増)と、月次調査として初めて過半数を超えた。

BDAが発表したGfKの集計データ。11月度のBDレコーダー台数構成比は53%となった

この結果を受けてBDAは、「景気の後退局面にあるにも関わらずBD対応レコーダーのシェアが50%を越えたことは、消費者の皆様のBDに対する購買意欲が更に高まっていることの表れ」とコメント。「年末にかけて数多くのBDタイトルの発売も控えており、12月度の販売台数シェアのさらなる増大を期待している」としている。

またBCNは、レコーダー市場でのBDレコーダーの販売金額構成比 最新データを公開。それによると、12月8日週でのBDレコーダーの金額構成比は78.5%で、80%に迫る高水準となった。販売台数構成比でも65.7%となったという。

BCNの集計データ。平均単価の下落と反比例して金額シェアが上昇していることが読み取れる

このシェア上昇の背景には、BDレコーダーの平均単価が下落していることがあると見られ、同社では「本格普及期に突入した」と表現。中でもHDD容量が250GBの低価格モデルが売れているとし、「12月第2週の販売台数構成比では39.1%を占めた」としている。

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