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RGB LEDエリア駆動対応

ソニー、17型のフルHD 10ビットパネル搭載BVM液晶モニターを発売

2008/11/11 Phile-web編集部
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ソニーは、液晶マスターモニター“BVM-L”シリーズの新製品として、17型でフルHDの10ビットパネルを搭載した「BVM-L170」を2009年3月に発売する。価格は1,050,000円(税込)。

「BVM-L170」

パネル解像度は1,920×1,080、パネルドライバーは各色10ビット。バックライトはRGB LEDで、エリア駆動に対応。BRAVIA XR1シリーズにも搭載された動画ボケ低減技術である、バックライトブリンキング対応の黒挿入も搭載している。表示フレームレートは96Hz/100Hz/120Hz。インターレース表示も可能となっている。

NTSCから1920×1080/60pまでのマルチフォーマット、デジタルシネマの2048×1080/24p、さらに1920×1080までの各種コンピューター信号フォーマットまで、多様な入力に対応。

12ビット出力精度をもつ業務用ディスプレイエンジンを搭載。高画質かつ低遅延のI/P変換を実現した。さらに、カラーマネージメントには3D LUT(Look Up Table)を使用し、ノンリニアキュービック変換を行う。さらに、高精度のパネル駆動とキャリブレーションシステム、独自のカラーフィードバックシステムにより、個体間のばらつきを抑えたという。

設置面では、高さ6UのEIA19インチラックマウントに対応。さらにDC24Vでの駆動が可能で、中継車、送出確認時などのラックマウント用途や映画、ドラマ制作などのフィールド現場などで活用できるとしている。

入力インターフェースにはDVI-D、HDMIと4つのオプションスロットを装備。HDSDI、SDI、RGB、YPBPR、Y/C、コンポジット信号入力に加え、デュアルリンクHDSDI信号入力にも対応する。

また同社は、2007年12月に発売した液晶マスターモニター「BVM-L230」をベースとし、バックライトにワイドCCFLを採用した「PVM-L2300」を2009年2月に発売する。価格は924,000円(税込)。

「PVM-L2300」

WUXGA(1920×1200)・10ビットドライバー搭載の23型液晶パネルを採用。新たな動画改善技術とI/P変換技術により、黒挿入表示、インターレース表示を可能とした。入力インターフェースは「BVM-L170」と同様、DVI-D、HDMIと4つのオプションスロットを装備している。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
業務用商品お客様ご相談センター
TEL/0120-788-333

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