<CEDIA2008:ビクター>D-ILAプロジェクター「DLA-HD750/350」やワイヤレスTVに注目

2008年09月06日
JVC(ビクター)ブースの目玉は、やはりD-ILAプロジェクター「DLA-HD750」「DLA-HD350」の2機種だ。ブース内にシアタールームが設けられ、実際の映像が確認できる。北米ではともに11月末に発売を開始する。

IFA2008にも登場したモデルなので、詳細を既にチェックした方も多いだろうが、改めてスペックを確認してみよう。


コントラスト比3万対1の「DLHA-HD750」

D-ILAプロジェクター「DLA-HD750」を後ろから見たところ
上位機の「DLA-HD750」はコントラスト比30,000対1と、これまでのD-ILAプロジェクターと同水準。アイリス機構は持っておらず、ネイティブ値でこれだけの高コントラスト比を実現できるのはD-ILAならではだ。

レンズは2倍ズームが可能で、電動でフォーカスとズーミング、さらにはレンズシフトまでが行える。価格は8,000ドル以下となる。


D-ILAプロジェクター「DLA-HD350」
下位機「DLA-HD350」のコントラスト比は15,000対1。こちらもネイティブ値での数値となる。価格は6,000ドル以下を予定。

両機ともに、映像処理回路にはHQVのReon-VXを搭載。今年は他社のプロジェクターを含め、HQVの採用例が目立つ。三菱などが先行して搭載していたチップだが、その優秀さが認められたと言うことなのだろう。

そのほか、薄型テレビはワイヤレス対応のコンセプトモデルを展示。IFAで発表されたBDシアターシステム「NX-BD3」のプレーヤー部分に、ワイヤレス送信機を接続し、ブース中央に置かれたテレビで受信するデモを行っていた。2Gbpsという高速で通信を行えるのが特徴で、非圧縮で映像を伝送できる。2009年には発売する見込みという。なおNX-BD3は、北米で発売する計画はないという。


このテレビでワイヤレス受信した非圧縮の映像を表示していた

左はNX-BD3のBDプレーヤー部、右はワイヤレストランスミッター
そのほか液晶テレビでは、iPodドック搭載テレビ「LT-52P789」「LT-47P789」を強くアピール。iPodドックを搭載したテレビは、すでにCESやIFAなどでおなじみのモデルだが、画面の真下にiPodを置くスタイルは、いつ見てもインパクトがある。音楽を聴くことはもちろん、動画の再生や写真のスライドショー再生なども可能。テレビのリモコンには“iPodボタン"も設けられており、iPodを操作する「PCONモード」とテレビを操作する「TCONモード」を容易に切り替えることもできる。


iPodドックを搭載した液晶テレビ

ドックの名称は「TeleDock」。世界初のiPod対応テレビだ
そのほか薄型テレビでは、最薄部3.9cmを実現した超薄型モデル“Super Slim"シリーズなども展示。超薄型化は液晶テレビの大きなトレンドの一つになっているが、ビクターもこの流れにしっかりと対応してきた。


超薄型液晶テレビ“Super Slim"シリーズ
なお、同社とケンウッドの共同開発デバイスを搭載したAVアンプについては出展がなかった。

(Phile-web編集部・風間)

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