HOME > ニュース > ソニー、DRC-MF v3搭載/6色スピーカーのBRAVIA「X1」シリーズ

ソニー、DRC-MF v3搭載/6色スピーカーのBRAVIA「X1」シリーズ

公開日 2008/08/28 17:02
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、画像処理エンジン「ブラビアエンジン2プロ」を搭載した液晶テレビ“BRAVIA"X1シリーズを10月10日に発売する。

・52V型「KDL-52X1」¥OPEN(予想実売価格53万円前後)
・46V型「KDL-46X1」¥OPEN(予想実売価格43万円前後)
・40V型「KDL-40X1」¥OPEN(予想実売価格32万円前後)

KDL-46X1

パネルは1,920×1,080のフルHDで、視野角は上下左右178度。バックライトはCCFL方式で、コントラスト比は3,000対1となる。地上・BS・110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを装備する。

映像エンジンは、“ブラビア史上最高画質”を標榜する「XR1」シリーズと同じ「ブラビアエンジン2プロ」を搭載。その中核となる同社独自の高画質化技術「DRC-MF v3」は、新たに1080/60pや1080/24p信号の入力に対応。また、映像信号のノイズ感を抑えながら全体的な解像感を向上させた。物と物の境界や、テキストと映像などの境界に対して、輪郭を強調せずに精細感を高めることが可能。また、衣料や植物、被写体の斜めの輪郭線など、映像の動きによって失われるディテール部分の信号までも創り出すことができる。

ブラビアエンジン2プロの概要

DRC-MF v3では1080/60pや180/24p映像も高画質化する

「モーションフロー120Hz」技術を搭載し、パネルは120Hzで駆動する。また、動画撮影時のボヤケを補正する「IBリダクション機能」も搭載し、この機能で補正した後に中間コマを生成するため、より高精度な120Hz表示が可能となっている。

また、CCFLの蛍光体を新開発し、赤・緑・青の純度を高め、従来のCCFL方式にはない色鮮やかと微妙な色合いを再現する広色域バックライトシステム「ライブカラークリエーション」を搭載している。なお本シリーズは、x.v.ColorやDeepColorの入力に対応している。

本機はデザインに注力したことも特徴の一つ。ベゼルの材料色には青色のフレーク状ガラスを混ぜ、光の当り方で表情を変える「サファイアブラック」を採用。また画面とスピーカーの間には透明な窓(空間)を設け、映像の浮遊感を演出した、さらに、スピーカーグリルもレッド/ブルー/ブラック/シルバー/ブラウン/ゴールドの6色を用意している。

スピーカーグリルは6色を用意。写真はブラウン

同じくゴールド


同じくレッド

同じくシルバー

そのほかの機能はXR1とほぼ同等。画質モードとしてシネマモード2種類を用意。1つはSPEのBDソフトオーサリング室の画質をレファレンスとしたもので、もう1つは家庭内の映画再生に最適化したモードとなる。

EPGは表示を高精細化し、最大9チャンネルの表示が可能。フォントサイズも最適化し、9チャンネル表示時も、EPG状で番組の詳細情報を表示できる。さらに指定した日時へジャンプする「日時指定機能」も追加した。数字キーでの移動や、移動方向へのガイド表示など、操作性を高める工夫を盛り込んでいる。

9チャンネル表示に対応した高精細なEPG画面

指定した日時へジャンプする「日時指定機能」も追加

音質面では、デジタルアンプの内蔵により歪みを抑えたほか、「S-Force フロントサラウンド」も採用している。さらに、解説の声の大きさを自由にコントロールでき、小さくすれば実際に観戦している気分で視聴できるユニークな機能「ボイスズーム」も搭載している。


シンプルリモコン(左)とおき楽リモコン(右)の2種類のリモコンを同梱する
リモコンは、2.4GHz帯の無線を使用した無指向性の“おき楽リモコン"とシンプルリモコンの2種類を同梱。

HDMI入力端子は4系統装備し、うち1系統を側面に備える。HDMI-CEC機能「ブラビアリンク」にも対応するほか、リンクメニューにも対応。リモコンにリンクメニューボタンが搭載された機種では、対応のハイビジョンハンディカムやPCの操作が行える。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番KDL-52X1
  • 発売日2008年10月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格53万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:52V型 ●パネル解像度:1920×1080 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:3000対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●入出力端子:HDMI入力×4、コンポーネント入力×2、S2映像×1、ビデオ映像×3、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、D-Sub15ピン入力×1、ステレオミニ音声入力1、光デジタル音声出力×1、LAN×1、 ほか ●消費電力:310W ●外形寸法:1257W×874H×346Dmm(スタンド含む)●質量:43.5kg(スタンド含む)
  • ブランドSONY
  • 型番KDL-46X1
  • 発売日2008年10月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格43万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●パネル解像度:1920×1080 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:3000対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●入出力端子:HDMI入力×4、コンポーネント入力×2、S2映像×1、ビデオ映像×3、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、D-Sub15ピン入力×1、ステレオミニ音声入力1、光デジタル音声出力×1、LAN×1、 ほか ●消費電力:280W ●外形寸法:1089W×765H×307Dmm(スタンド含む)●質量:29.5kg(スタンド含む)
  • ブランドSONY
  • 型番KDL-40X1
  • 発売日2008年10月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格32万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●パネル解像度:1920×1080 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:3000対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●入出力端子:HDMI入力×4、コンポーネント入力×2、S2映像×1、ビデオ映像×3、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、D-Sub15ピン入力×1、ステレオミニ音声入力1、光デジタル音声出力×1、LAN×1、 ほか ●消費電力:235W ●外形寸法:953W×684H×279Dmm(スタンド含む)●質量:25.5kg(スタンド含む)