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BDレコーダー販売シェア、初めて3割超に

2008/05/30
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4月の後半からBDレコーダーの販売シェアが3割以上をキープしている
ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)は、国内DVDレコーダー市場における、BDレコーダーの販売台数シェアが3割を初めて超えたと発表した。金額ベースではさらに高いシェアになるという。

データはGfK Japanがまとめたもの。BDAは、「BDレコーダーはDVDレコーダー市場におけるシェアを順調に伸ばしており、本年4月には29.3%となった後、4月28日から5月4日までの連休商戦において32.1%と初めて3割を超えた」と説明。その後の2週間も、継続して30%台をキープしている。この理由としてBDAは、BDレンタルの開始、BDソフトの充実、北京オリンピックの録画需要などを挙げている。

さらに、Blu-rayレンタル研究会が昨年12月から3ヶ月間実施した、BDのテストレンタルの結果も明らかになった。

研究会は、期間中の1枚あたりの平均貸出件数は4.4回で、「レンタルBDへの需要が既に存在していることが確認された」と分析。DVDレンタルと同様、新作ソフトの貸出需要が旧作より高くなる傾向があったようだ。なお、地域間で貸出件数に大きな差はなかったという。

今回のテストレンタルを実施したレンタル店からは「利用者からの反応が予想以上にあった」「インターネットで探して来店した利用者もいた」「特に新作ソフトの貸出が好調だった」などのコメントが研究会に寄せられたという。

店頭で利用者を対象に行ったアンケートでは、「今後Blu-rayに期待すること」という質問に対し、32%の利用者が「レンタル店での取扱い」と答えたほか、「レンタルBDの対象となるタイトルを増やして欲しい」「画質がとても良い」などの感想が寄せられたという。

(Phile-web編集部)

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