「北京五輪はつなぐが勝ち」 − “パワーアスリート画質”の新VIERA発表会詳報

2008年03月06日

既報のとおり、本日パナソニックは“VIERA”新モデル5シリーズ12機種の発表会を行った。本項では発表会の模様についてお伝えする。


パナソニックマーケティング本部 西口史郎氏
発表会では、パナソニックマーケティング本部 本部長の西口史郎氏が、今回発表した製品のコンセプトと販売戦略を説明した。

同氏はまず、薄型テレビ市場の成長と、フルHD化の浸透について説明した。

国内の薄型テレビ市場は拡大傾向にあり、JEITAの調べによる2007年度の国内薄型テレビ総販売台数は879万台と、前年度の674万台から130%の成長を遂げた。中でも37V型以上のモデルの成長は顕著で、2006年度より150%増の303万台を売り上げ、2007年度は薄型テレビ市場全体の約34%を占めたという。

国内薄型テレビ市場は好調な伸びを見せている

37V型以上は大きくフルHD化が進んでいるという

また同社の調べによれば、国内市場における37V型以上のフルHD化は目覚ましく、特に50V型以上は91%がフルHDモデルとなっている。西口氏はこれらを受け「昨今は大画面化が急速に進んでおり、37V型以上ではフルHDが当たり前になってきている」と分析。さらに「過去、オリンピックの年にテレビが売れなかった例はない。アテネ五輪の例を鑑みても、北京五輪に向けて薄型テレビ需要が一層拡大することが予想される。この需要によって大画面化がさらに進み、2008年度は37V型以上のモデルが約4割を占めるようになるだろう」と予測した。今後の需要増に備え、既に発表されている、建設中の尼崎の第5工場(プラズマ生産)と姫路工場(液晶)などにより、万全の生産体制を整えているという。

北京オリンピックで大型FPDの需要が高まると予想

買い換え需要で大画面化が進むと予測している

西口氏はまた、「北京五輪は撮影・放送・家庭での視聴まで全てがフルHDで行われる、初の“フルHD五輪”。コントラスト比・色再現・動画性能を強化した“パワーアスリート画質”のVIERA新モデルは、家族で感動を分かち合うのに最適だ。また、新モデルは『オリンピックは、つなぐが勝ち』をキーワードに、番組キープ機能をはじめとした視聴に便利なビエラリンクの強化も図っている。北京五輪を機にフルハイビジョンビッグバンをますます加速させていきたい」と語った。

新モデルは色・動き・臨場感をキーワードとした“パワーアスリート画質”をアピール

パワーアスリート画質を実現する3つの要素

発表会で執り行われた質疑応答の内容を以下に掲載する。

Q.CESで発表した、YouTube動画やGoogleのオンライン写真管理機能「Picasa」などをVIERAで利用できる「VIERA CAST」を、日本向け製品に搭載する計画はあるのか。
A.既にアクトビラというサービスがあるため、国内で展開する予定はない。

Q.先日無料化されたディモーラのサービスに、特に外部遠隔操作機能を拡充する予定はあるか。
A.具体的な内容は現在お伝えできないが、遠隔操作機能については非常に大切な機能と捉えており、現在検討中だ。

(Phile-web編集部)

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