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<会田肇のCES2008レポート>松下、Googleウェブアルバムと連動する無線LAN搭載LUMIXをデモ

公開日 2008/01/10 14:01
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松下は、LUMIX初の無線LAN機能を搭載したデジタルカメラの試作機も公開。そのメリットについてのデモを行っている。

無線LAN対応デジカメの試作機としてデモされた機種。正面には回路がむき出しで見えるなど、まだ製品としての完成には至っていない

本機は、撮影した写真を無線LANを使ってサーバーにアップロードする機能を搭載。アップロードにはTモバイルのホットスポット(全米で8500カ所程度、料金は月額$4.99)との契約が必要で、これを経由してGoogleのPicasaウェブアルバムへアップロードするスタイルを採る。

Picasaのサーバー利用についてのユーザー負担はなし。Picasaのウェブアルバムは、自宅でPCを通して閲覧できるだけでなく、共通のパスワード管理の下、家族や友人が互いに閲覧し合うことも可能だ。ダウンロードした画像ファイルはそのままプリントすることもできる。その他、あらかじめ指定した携帯アドレスへメール送信することも可能だ。


Picasaにアップロードした画像。ここで共通のID・パスワード管理の下、画像の閲覧ができるだけでなく、プリントも行える

あらかじめ指定した携帯電話にURLを送信し、いつでもどこでも画像のチェックを行うことができる
松下ではこのサービスのグローバルな展開を考えており、北米では今秋に対応機種を発表し、サービスインする予定。その際は12ヶ月の無料プロモーションも準備しているという。気になるのは日本への展開だが、北米と日本では通信方式が異なるため、Tモバイルに代わる通信業者との提携が必要となる。また、デモで使用したLUMIXは、まったくの試作機で、実際の商品展開は別モデルで行われることになっている。

(会田肇)

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