ソニー、ワンセグ搭載のウォークマン最上位“A910”シリーズ3機種を発売

2007年09月27日
ソニーは、ウォークマンシリーズとして初めてワンセグ受信機能を搭載したメモリータイプのウォークマン“A910”シリーズ3機種を11月17日に発売する。同社ではウォークマンシリーズの最上位シリーズとして位置づけている。

製品の型番とメモリー容量、価格は以下の通り。なお、本体カラーはシルバーとブラックの2色がそれぞれ用意されている。

・「NW-A919」16GB ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
・「NW-A918」8GB ¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
・「NW-A916」4GB ¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)

NW-A910シリーズ(ブラック)

上部にノイズキャンセリングのスイッチなどを装備


背面。スタンド用の穴が左に見える。上部にアンテナを収納する

本体底部

ワンセグテレビ受信機能を内蔵。外形寸法は47.2W×86.0H×12.3Dmm、質量は約74gで、ワンセグ搭載のポータブル機器としては、ワンセグ搭載携帯電話などよりも小型・軽量となる。また、サイズが69.8W×52.3H×6.5Dmm/約49.5gの新「iPod nano」よりは大きく重いものの、61.8W×103.5H×10.5Dmm/約140gとくらべると大幅に小型・軽量となっている。サイズと質量はnanoとclassicの中間に位置している。なお、ワンセグ受信用のアンテナは折りたたみ式で、本体側面に収納することができる。


ホームメニュー
液晶ディスプレイは2.4型、320×240ドットで、横画面と縦画面の両方でワンセグを視聴可能。ホームメニューにワンセグアイコンを新設し、ここからワンセグ視聴を開始する。なお、本機のワンセグ機能は、データ放送と緊急避難放送には対応していない。

ワンセグのチャンネルリストは3つまで作成できる。チャンネル設定には、地域で選択する方法とチャンネルスキャンの2種類の方法が用意されている。

ワンセグはEPG表示にも対応しており、チャンネルごとに最大10番組の放送時間と番組タイトルを表示できる。録画にも対応しており、現在放送中の番組を録画する機能のほか、EPGからの予約録画や、日時を指定しての予約録画、同じ番組を繰り返し録画する毎回録画などに対応している。なお、予約は最大10件まで可能となっている。さらに、字幕の録画にも対応している。

ワンセグの録画可能時間は、4GBモデルが最大約25時間、8GBモデルが最大約50時間、16GBモデルが最大約100時間。

なお、メモリー容量が満杯の場合や電池残量が無い場合、予約が重複している場合は予約録画が行えない。さらに、PCとUSB接続している際には、予約録画を開始することができないので注意が必要だ。予約録画を設定している際は、別売りのACアダプター「AC-U50AD」(2,480円)で充電を行うと良いだろう。なお、録画できなかった番組は、後からリストで確認することができる。

録画した番組は、「ワンセグビデオ」から選択して視聴できる。番組一覧画面でのサムネイル表示には対応していないが、未視聴の番組には「NEW」アイコンが表示されるなどの工夫により使い勝手を高めている。

ワンセグ視聴時に「Option」ボタンを押すと、PCの右クリックのような感覚で、可能な操作の一覧が表示される。放送視聴時には「この番組を録画」機能で録画を開始できるほか、画面サイズをオート/フル/オフの3つから選択できるズーム設定も利用可能。さらに、字幕の表示も切り替えることができる。

ユニークなのは「ここまでの字幕」機能で、視聴を開始した以降の字幕を一覧で表示可能。少し画面から目を離しても、あとから番組内容を確認することができる。この字幕一覧機能は録画番組でも使用でき、気になった箇所の字幕を選ぶと、番組中の該当部分にジャンプすることが可能となっている。

ワンセグ視聴時にOptionボタンを押すと様々な操作が表示される

字幕一覧機能

録画したワンセグ番組の一覧表示画面

なお、本体裏面にはくぼみが付いており、ここに付属のスタンドチップを挟むと、本体を斜めにして置くことができる。付属のスタンドチップは、10円硬貨などでも代用ができるという。

背面にチップを差すと本体を斜めに置くことができる

ウォークマンの長所であるスタミナ性能は本シリーズでも維持されている。音楽は約36時間(MP3 128kbps再生時)、ビデオは約10時間(MPEG-4 384kbps再生時)の連続再生が可能。ワンセグに関しては、連続視聴時間は約6時間。連続録画可能時間は、画面表示とノイズキャンセリング機能をオフにした状態で約8.5時間となっている。携帯電話とくらべるとワンセグ視聴/録画可能時間が長く、この点は大きなアドバンテージといえる。

音楽・映像の再生機能については、従来のウォークマンから大きく変更された点は無い。再生可能な音楽ファイルはMP3 / WMA(DRM非対応) / ATRAC / ATRAC Advanced Lossless / リニアPCM / AAC(DRM非対応) / HE-AAC。映像については、MPEG4(Simple Profile)と、AVC/H.264(Baseline Profile)の2種類に対応している。静止画はJPEG形式の再生が行える。

PCの楽曲管理・転送ソフトは「SonicStage CP」で、Windows Media Playerは使用できない。対応OSはWindows XP/Vistaだが、64bit版OSには対応していない。

音質を高める試みとしては、ノイズキャンセリング機能を本体内に内蔵し、上部のスイッチでオンオフを切り替えられる。本機能はワンセグ受信時にも使用できる。

また、圧縮音源の高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) や、L/Rチャンネルの音の混在を抑制する「クリアステレオ」、音の歪みを抑えながら低域を増強する「クリアベース」なども搭載した。なおヘッドホンには、同社の「MDR-EX90SL」と同じ大口径13.5mmのドライバーユニットを採用した密閉型ヘッドホンを付属する。

そのほか、アナログ端子にCD/MDプレーヤーなどを接続し、直接録音が可能な「ダイレクトエンコーディング機能」や、50音/アルファベット順のイニシャル/ジャケットサーチ、5バンドのイコライザー、音声を3D化する「バーチャルホンテクノロジー」なども備えた。

アーティストの一覧画面

カナや英数の頭文字で検索ができる

筐体は、一枚板のアルミ合金をプレスしてボディ5面を形成する深絞り工法を採用し、軽さと剛性を両立させている。

なお、直販サイト「ソニースタイル」のオリジナルモデル「NW-A919/BI」も用意される(ソニースタイルのニュースリリース)。容量は16GBモデルのみで、価格は47,800円(税込)。3年間保証サービス<ベーシック>が付属する。発売は店頭モデルより若干遅れ、11月下旬以降の配送を予定している。オリジナルモデルでは、研磨職人が筐体を時間をかけて磨いた後、硬度の高いブラッククロムでメッキを施し、質感のある光沢を実現している。

「ソニースタイル」のオリジナルモデル「NW-A919/BI」

背面も高級感のある光沢仕上げ


側面

左がソニースタイルオリジナルモデル、右は店頭モデル
※撮影画像は、実際の仕様と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター 
TEL/0570-00-3311

(Phile-web編集部)
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  • ブランドSONY
  • 型番NW-A916
  • 発売日2007年11月17日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)
【SPEC】●ワンセグ受信機能:対応 ●内蔵メモリー:4GB ●対応音声フォーマット:MP3 / WMA(DRM非対応) / ATRAC / ATRAC Advanced Lossless / リニアPCM / AAC(DRM非対応) / HE-AAC ●対応映像フォーマット:MPEG4(Simple Profile)/ AVC/H.264(Baseline Profile) ●ディスプレイ:2.4型TFTカラー液晶 ●外形寸法:47.2W×86.0H×12.3Dmm ●質量:約74g
  • ブランドSONY
  • 型番NW-A918
  • 発売日2007年11月17日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
【SPEC】●ワンセグ受信機能:対応 ●内蔵メモリー:8GB ●対応音声フォーマット:MP3 / WMA(DRM非対応) / ATRAC / ATRAC Advanced Lossless / リニアPCM / AAC(DRM非対応) / HE-AAC ●対応映像フォーマット:MPEG4(Simple Profile)/ AVC/H.264(Baseline Profile) ●ディスプレイ:2.4型TFTカラー液晶 ●外形寸法:47.2W×86.0H×12.3Dmm ●質量:約74g
  • ブランドSONY
  • 発売日2007年11月17日

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