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デノン、米国で開催のイベントでBDプレーヤー/トランスポートを展示

2007/07/26
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デノンの米現地法人・Denon Electronics社は現地時間7月24日、米・ニュージャージー州にて開催されたディーラー向けコンベンションの会場で、同社初のBDプレーヤーを出展した。すでに、米HIGH-DEF DIGESTなど海外のウェブサイトが報じている。

本機について、米国内での正式な発表はまだ同社より行われていないが、本日編集部にて(株)ディーアンドエムホールディングスのデノン・ブランドカンパニーに確認したところ、「各メディアで取り上げられている、製品に関する価格や仕様に関する内容に相違はない」との回答だった。今回は各報道から明らかになったデノン新製品の内容について紹介しよう。

デノンがイベントに出展した製品は、BD-ROM Profile 1 Ver.1.1に対応するBDプレーヤー「DVD-3800BDCI」(1,999ドル)、BDトランスポート「DVD-2500BTCI」(1,199ドル)の2機種。北米では今秋の発売が予定されているという。製品の写真についてはHIGH-DEF DIGESTの紹介記事などを参照いただきたい。

「DVD-3800BDCI」は、シリコンオプティクス社製の最新10bit I/Pコンバーター“REALTA”を映像部に搭載。IP変換や1080pへのアップスケーリングに対応する。

ドルビーTrueHDやDTS-HDのデコードをサポートし、HDMI経由で出力が可能。次世代サラウンドフォーマットの高音質再生のため、新たに開発された独自の高音質サラウンド再生回路「DDSC-HD」や、同社オリジナルのビット拡張技術「Advanced AL24 Processing」を搭載している。

「DVD-2500BTCI」はBD-ROM再生に対応するドライブ部のみを本体に搭載。ドルビーTrueHDやDTS-HD等のサラウンドフォーマットはすべてビットストリーム出力される仕様となり、HDMI接続されたAVアンプの側でデコードを行う。

両機種ともにBD-ROM Profile 1 Ver.1.1に対応したことで、BD-ROMに収録される音声・映像のサブトラックの同時再生が可能になる。サブトラックには例えばインタラクティブオーディオやコメンタリー音声、ピクチャー・イン・ピクチャーの映像などが収録できる。また、サブタイトルやカメラアングル、ゲームなどインターネット上に“エンハンスド・コンテンツ”を用意するタイトルについては、それらをPC上にダウンロードして、SDカードで持ち出し、SDカードスロットを搭載するデノンの再生機で読み込んで、BD-ROMコンテンツと同時に再生して楽しめる。

(Phile-web編集部)

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