デノン、HDMI 1.3a搭載のエントリーAVアンプ「AVC-2308/1508」を発売
公開日 2007/06/25 14:41
デノンは、エントリークラスのAVアンプ「AVC-2308」「AVC-1508」2モデルを9月下旬に発売する。価格は2308が105,000円、1508が58,800円（いずれも税込）。
＜上＞AVC-1508 ＜下＞AVC-2308
両機のリモコン。上位機とはデザインや機能が大きく異なる
両モデルともHDMI Ver1.3a端子を備え、入力2端子、出力1端子を装備する。Deep Colorに対応し、1080p/36bit映像の入出力をサポートするほか、xvYCCやリップシンクにも対応する。もちろん、リニアPCMマルチチャンネル音声の入力も可能。ただし、両モデルはドルビーTrueHDやDTS-HD（Master Audio/High Resolution Audio）、ドルビーデジタルプラスなどのデコーダーは装備せず、プレーヤーからのビットストリーム信号を受け入れることはできない。この点が同時に発表された上位機種5モデルとの大きな違いとなる。
両機ともパワーアンプは7chで、実用最大出力は2308が各chとも150Ｗ、1508が各chとも135W。
2308の音声入力端子は、ステレオRCAが9系統、8ch外部入力が1系統、光デジタル/同軸デジタル入力が各3系統。
1508の音声入力端子は、ステレオRCAが8系統、8ch外部入力が1系統、光デジタル/同軸デジタル入力が各2系統となる。
AVC-2308の背面端子部
AVC-1508の背面端子部
2308は、ファロージャ製のI/Pコンバーターを搭載。アナログ端子に入力した映像をHDMI端子から出力する場合、1080pまでアップコンバートすることができる。
また両機種のデコーダー部には、32bitフローティングポイントタイプの最新DSPを搭載。信号処理精度を格段に高めたという。
両機種の回路構成は上位機と同様、「ミニマムシグナルパスサーキット」を採用。各回路の基板そのものを最小限にし、信号の引き回しを最小限にしている。
また、これも上位機と同じく、「ダイレクトメカニカルグランド」構造を採用しており、振動の発生源となるパワートランスの取り付けはボトムシャーシに固定することで防振対策を徹底。ラジエーターもフットの間近に直付けし、パワートランスなどほかの振動源との干渉を抑えこむなどの手段を講じている。
信号経路は極力短くし、音質向上を目指している（図はAVP-A1HDの経路図）
パワートランスはボトムシャーシに固定。ラジエーターもフットの間近に直付けしている信号経路は極力短くし、音質向上を目指している（写真はAVP-A1HDのもの）
そのほか電源部は、各ブロックごとに分離したメイントランスのほか、マイコン専用のトランスを独立して搭載。各回路間の干渉を抑えている。またブロックコンデンサーはデノンオリジナルの新開発品を採用している。
さらに、圧縮オーディオの高域情報を補間する「Compressed Audio Restorer」機能も、両機ともに搭載している。
【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540
（Phile-web編集部）
＜上＞AVC-1508 ＜下＞AVC-2308
両機のリモコン。上位機とはデザインや機能が大きく異なる
両モデルともHDMI Ver1.3a端子を備え、入力2端子、出力1端子を装備する。Deep Colorに対応し、1080p/36bit映像の入出力をサポートするほか、xvYCCやリップシンクにも対応する。もちろん、リニアPCMマルチチャンネル音声の入力も可能。ただし、両モデルはドルビーTrueHDやDTS-HD（Master Audio/High Resolution Audio）、ドルビーデジタルプラスなどのデコーダーは装備せず、プレーヤーからのビットストリーム信号を受け入れることはできない。この点が同時に発表された上位機種5モデルとの大きな違いとなる。
両機ともパワーアンプは7chで、実用最大出力は2308が各chとも150Ｗ、1508が各chとも135W。
2308の音声入力端子は、ステレオRCAが9系統、8ch外部入力が1系統、光デジタル/同軸デジタル入力が各3系統。
1508の音声入力端子は、ステレオRCAが8系統、8ch外部入力が1系統、光デジタル/同軸デジタル入力が各2系統となる。
AVC-2308の背面端子部
AVC-1508の背面端子部
2308は、ファロージャ製のI/Pコンバーターを搭載。アナログ端子に入力した映像をHDMI端子から出力する場合、1080pまでアップコンバートすることができる。
また両機種のデコーダー部には、32bitフローティングポイントタイプの最新DSPを搭載。信号処理精度を格段に高めたという。
両機種の回路構成は上位機と同様、「ミニマムシグナルパスサーキット」を採用。各回路の基板そのものを最小限にし、信号の引き回しを最小限にしている。
また、これも上位機と同じく、「ダイレクトメカニカルグランド」構造を採用しており、振動の発生源となるパワートランスの取り付けはボトムシャーシに固定することで防振対策を徹底。ラジエーターもフットの間近に直付けし、パワートランスなどほかの振動源との干渉を抑えこむなどの手段を講じている。
信号経路は極力短くし、音質向上を目指している（図はAVP-A1HDの経路図）
パワートランスはボトムシャーシに固定。ラジエーターもフットの間近に直付けしている信号経路は極力短くし、音質向上を目指している（写真はAVP-A1HDのもの）
そのほか電源部は、各ブロックごとに分離したメイントランスのほか、マイコン専用のトランスを独立して搭載。各回路間の干渉を抑えている。またブロックコンデンサーはデノンオリジナルの新開発品を採用している。
さらに、圧縮オーディオの高域情報を補間する「Compressed Audio Restorer」機能も、両機ともに搭載している。
【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540
（Phile-web編集部）
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トピック
- ブランドDENON
- 型番AVC-2308
- 発売日2007年9月下旬
- 価格￥105,000（税込）
【SPEC】●実用最大出力：フロント…150W＋150W、センター…150W、サラウンド…150W＋150W、サラウンドバック…150W＋150W（6Ω） ●オーディオ入力：ステレオRCA9系統、8ch外部入力1、光デジタル3、同軸デジタル3 ●オーディオ出力：プリアウト1ch、レックアウト2、光デジタル出力1 ●映像入力：HDMI端子2、D5端子3、ビデオ5、Sビデオ5 ●映像出力：HDMI端子1、D5端子1、ビデオ3、Sビデオ3 ●その他端子：ドックコントロール端子1 ●外形寸法：434W×171H×420Dmm
- ブランドDENON
- 型番AVC-1508
- 発売日2007年9月下旬
- 価格￥58,800（税込）
【SPEC】●実用最大出力：フロント…135W＋135W、センター…135W、サラウンド…135W＋135W、サラウンドバック…135W＋135W（6Ω） ●オーディオ入力：ステレオRCA8系統、8ch外部入力1、光デジタル2、同軸デジタル2 ●オーディオ出力：プリアウト1ch、レックアウト2 ●映像入力：HDMI端子2、D5端子3、ビデオ3、Sビデオ3 ●映像出力：HDMI端子1、D5端子1、ビデオ2、Sビデオ2 ●その他端子：ドックコントロール端子1 ●外形寸法：434W×171H×383Dmm
