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HDMI1.3のAVアンプ、5割が購入を検討 −「今週の読者投票」結果発表(5/28〜6/3)

2007/06/04
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5月28日〜6月3日の読者投票:「HDMI ver.1.3を搭載したAVアンプ、買う予定は?」

今週のお題はHDMI ver.1.3を搭載したAVアンプについて。先日オンキヨーからver.1.3aのHDMI端子を搭載したAVアンプ「TX-SA805」「TX-SA605」が発表された(関連ニュース)。そのほか海外ではデノン、パイオニア、ソニーの製品もお目見えしている(関連ニュース)。

HDMI ver.1.3を搭載し、ドルビーTrueHDやDTS-HDなど次世代音声コーデックのデコードに対応したAVアンプは、劣化の少ない高品位な音を楽しめることに加え、7.1chなどのマルチチャンネルサラウンドにも対応。将来のホームシアターの姿を大きく様変わりさせる存在と言える。

そんな製品の購入について、Phile-web読者はどのように考えているのだろうか。投票の結果は以下のようになった。


「即買いする」と答えたのは8%と少なかったものの、40%の人が「価格や性能によっては購入する」と回答。つまり約50%弱の方が早期購入を視野に入れていることになる。

また、「主要メーカーが出揃うまで様子見」が25%、「買う予定はない」が24%とほぼ同率。すぐに購入はせず、しばらく検討しようと考えている方も約50%いることになる。

一般的な考え方では、主要メーカーが出揃うまで様子を見、規格や価格がこなれてくるまで待つ、という意見が一番多いのではないだろうか。「価格や性能によっては購入する」と答えた人が群を抜いて多かったことに、Phile-web読者の先端層ぶりをうかがうことができる。

なお現在のところ、ドルビーTrueHD/DTS-HD音声をビットストリーム出力できるBDプレーヤーやHD DVDプレーヤーは発売されていない。そのため、HDMI ver.1.3搭載AVアンプの性能を活かしきることはまだできない。ドルビーTrueHD/DTS-HD音声の出力に対応した次世代光ディスクプレーヤーがいつ発売されるかは不透明であり、現段階ではまさしくHDMI1.3搭載AVアンプの「将来性を買う」ことになると言えそうだ。

(Phile-web編集部)

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