キヤノン、最低被写体照度を向上した家庭用HDVカメラ第2弾モデルを発売

2007年01月31日

“iVIS”「HV20」 カラーはシルバーのみ
キヤノンは、高感度なCMOSセンサーを新たに搭載したHDV方式のビデオカメラ“iVIS”HV20」を3月上旬より発売する。価格はオープンだが129,800円前後での販売が予想される。

本機は、2006年9月に発売した「HV10」(関連ニュース)と同様に動画用CMOSセンサー「キヤノン フルHD CMOS」を搭載。CMOSの感度の向上とノイズ除去技術の搭載により、最低被写体照度3ルクスの高感度撮影を実現したのが特長だ。

撮像素子は、ベイヤー配列を採用した1,920×1,080画素のCMOSを採用。映像エンジンはHDV方式の映像データを高速で処理することが可能な「DIGIC DV II」を引き続き採用している。1,920×1,080画素で読み出した映像データはHDV規格(1,440×1,080画素)にリサイズされテープに記録される。


側面。HV10のタテ型からヨコ型になった

HDMI端子は本体背面に装備

ジョイスティックを採用し直感的な操作が可能に
「キヤノン フルHD CMOS」は、マイクロレンズ部の形状の変更などにより感度を向上。加えて、デジタル一眼レフカメラの「EOS」で培った低ノイズ技術を継承した「オンチップノイズリダクション」を搭載することで、最低被写体照度を3ルクス(HV10は5ルクス)まで向上させた。これにより、暗い室内や夜景などでもノイズの少ない映像の撮影を実現している。

レンズはHV10と同じく、ハイビジョン撮影に対応した高解像度の「HD Video Lens」を採用。ズーム倍率は光学10倍だ。また手ブレ補正機能も、ベクトル検知とジャイロ検知の2種類のシステムを使ったHV10と同様のものを採用している。

出力端子部には、新たにHDMI出力端子を搭載しており、ハイビジョン映像をデジタルのままテレビに出力して楽しむことが可能となっている。

オートフォーカス機能は、HV10が採用した「外測センサー」と「CMOSセンサー」を使って素早くピントを合わせる「スーパークイックAF」の名称を「Hi-Speed AF」と変えて搭載している。


レンズ脇にフラッシュ、外測センサーを備える

miniSDカードスロット/DV端子は液晶モニターの内側に配置

上部のフタを外せばマイクやライトなどのアクセサリーを取り付け可能


1/2.7型ワイド液晶を装備。画面は出力設定

撮影モードの設定画面
撮影モードには新たに「シネマエフェクト」を用意。24コマのフレームレートを選び、シネマモードで撮影することで、映画のような映像を撮影することが可能だ。

静止画撮影は、2,048×1,536画素の通常撮影のほか、動画を撮影しながらの撮影、テープに記録した動画からの切り出しなどができる。

バッテリーパックは、大容量化を果たした「BP-2L13」を新たに同梱。HDモード(液晶モニター使用時)で連続使用時間115分、実使用時間約70分を実現しており、1回の充電で63分テープ1本を取りきることが可能となっている。

【問い合わせ先】
キヤノン
お客様相談センター
TEL/050-555-90003

(Phile-web編集部)
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  • ブランドCANON
  • 型番HV20
  • 発売日2007年3月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格129,800円前後)
【SPEC】●使用カセット:MiniDVカセット ●映像記録規格:HDV(HDV1080i)、SD(DV規格) ●カード記録メディア:miniSDメモリーカード ●撮像素子:1/2.7型 CMOSセンサー(総画素数:約296万画素) ●撮影レンズ:光学10倍レンズ、デジタル併用40倍/200倍 ●ファインダー:TFTカラー液晶ビューファインダー(0.27型約12.3万画素) ●液晶モニター:2.7型 ワイド液晶(約21万画素) ●入出力端子:HDMI端子、HDV/DV端子、AVミニ端子、コンポーネント端子(D3/D1)、USB端子、マイク端子、ヘッドホン端子 ほか ●電源:DC 7.4V(バッテリーパック)、DC 8.4V (DCIN) ●外形寸法:約88W×80H×138Dmm(グリップベルトを除く) ●質量:本体 約535g、撮影時 約615g

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