<CES2007:パイオニア>ホーム編〜日本では体感できない!? ハイビジョンの枠を超えた映像美の世界

2007年01月10日

フルHDプラズマモニターとブルーレイ再生専用機のコンビで実際に映像を出していた
プレスカンファレンスで「画質で勝負をする」と宣言したパイオニア。その言葉どおり、ブースではフルHDのプラズマモニターPRO-FHD1とブルーレイ再生専用機BDP-HD1の組み合わせでクオリティを追求したデモが行われていた。

50型のフルHDプラズマモニターPRO-FHD1は、日本でもPDP-5000EXとして発売されている。米国での価格は8000ドル。一方、ブルーレイ再生専用機BDP-HD1は日本では未発売。価格は1500ドルだ。展示をみていくと、BD-ROM、BD-R/RE、DVD-ROM、DVD-R/RWに対応、1080p DVD アップスケーリング機能付き、7.1ch非圧縮音声をサポート(バーブラウン社製のPCM1738 DACを搭載)、ネットワーク上のPCから映像や音楽をストリーミング再生できる機能付き、DLNAやMicrosoft Playstorsureに準拠、とある。間に合わせではない、本気モードの再生専用機であることが伝わってくる。

こちらが日本未発売のBDP-HD1

背面端子についてはプレゼンテーション資料をどうぞ

おまけにこちらの表も参考にどうぞ。BDP-HD1はバーブラウン社製のPCM1738 DACを搭載しているようだ

ちなみにパイオニアのAV機器は、米国ではふたつのブランドで展開されている。上位モデルにはELITEというブランドが冠されている。いうまでもなく、このプラズマモニターとブルーレイ再生専用機もELITEブランドとして販売されている。

ELITEブランドを冠されたプラズマテレビたち。日本でも発表された60型モデルはELITEブランドで展開されていた

PRO-FHD1とBDP-HD1に加えて、こうした1080p時代にぴったりのAVアンプとして、HDMI4入力を備えたVSX-B4TXSi(ELITEブランド)が展示されていた

またブースでは、パイオニアがAdvanced PureCinemaとして提唱している1080p+24fps(フレーム/秒)再生の優位性の解説が展示されていた。フィルムの場合は1秒あたり24フレームで製作されているが、家庭のディスプレイではNTSC規格に適合させるために30fpsに変換して表示している。つまり余分なフレームが追加されているのだが、これを解決して製作者の意図どおりの表現を実現しようというのがパイオニアの考え方なのだ。くだんのプラズマモニターとブルーレイ再生専用機にも、この思想が盛り込まれているという。

true24fpsと題してフィルムがブルーレイになってパイオニアのシステムで再現されるまでの流れを展示していた(1)

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ひととおり展示を体験してみると、ハイビジョンの常識を超えたホームシアターを体感するには、プラズマモニターとともにBDP-HD1が必須であることが理解できた。もちろん、すでに店頭には1080p 24fpsのデジタルマスターを元にしたブルーレイディスクが多数並んでおり、コンテンツの環境は整っている。ぜひ日本市場にもBDP-HD1を導入していただきたいところなのだが、果たしてどうだろうか。

その他にはPC搭載用のBD録画ドライブも3種類展示されていた。写真(11)はBDとDVD/CDのコンボBDC-202(発売時期は2007年の第2四半期、まんなかがノートPCへの搭載を想定したような薄さが特長のモデルでプロトタイプ、右はBD/DVD書込型で4倍速でBD-R/REメディアに記録が可能なBDR-202(発売時期は2007年の第2四半期)。

ちなみにオーディオ関連の機器は別会場に展示されるというので、追ってレポートしたい。こちらでは新製品「TAD Reference One」などが展示されているというから注目だ。


(写真11)BDに対応したパソコン向けの記録ドライブも各種展示されていた。ハイビジョンワールドはますます身近なものになっていきそうだ
(ホームシアターファイル編集部・平野)

ces2007

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