HOME > ニュース > ソニー、米国で7月にBDプレーヤーを1,000ドルで発売 ー BD対応VAIOも初夏に登場

ソニー、米国で7月にBDプレーヤーを1,000ドルで発売 ー BD対応VAIOも初夏に登場

公開日 2006/03/17 18:49
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

BDP-S1
米国ソニーは現地時間の16日、Blu-rayディスク・プレーヤーやBlu-rayディスクドライブ搭載VAIOを今夏から順次発売することを明らかにした。CES 2006で発表されたプレーヤー「BDP-S1」は、7月に1,000ドルで発売する。

同社はプレーヤーの他にも、今年はBlu-ray関連製品を次々と市場に投入し、ハイビジョン体験を実現する商品をユーザーに積極的に提案していくことを宣言した。Blu-rayディスクドライブを搭載したPC、「VAIO RCシリーズ」も2,300ドルでラインナップに組み込まれる。VAIOについてはデスクトップ/ノートブックの両タイプで、今年の初夏に新製品を発売する予定。また、4月には25GBの追記型BD-Rディスクと書換型BD-REディスクをそれぞれ20ドル、25ドルで発売する。以降、50GBのBD-Rディスクを48ドル、2層式BD-REディスクを60ドルの設定で、相次いで発売する計画も明らかにされている。

プレーヤー「BDP-S1」は1920×1080p出力に対応、DVD映像の1080pアップスケーリングを実現するHDMI端子を搭載。1080i出力対応のアナログコンポーネント端子も備える。MPEG2/MPEG4 AVC/VC1のデコードに対応する。またBD-Javaによるインタラクティブ機能への対応も可能としている。

オーディオ出力については、リニアPCMのマルチチャンネル出力をHDMIで実現。オーディオ回路は別構成とし、シャーシもオーディオ専用にチューンアップされている。HDMI非搭載のAVアンプとも組み合わせられるよう、光出力などを搭載し、既存の5.1ch出力にも対応する。

本機で再生可能なメディアはBD-ROM/-R/-REのほか、DVDビデオやDVD+R/+RW。MP3サウンドファイル、JPEGの静止画も楽しめる。

なお、米国の直販サイトであるSonystyle.comでは、3月17日よりBDP-S1の予約受付を開始している。価格は999.95ドル。またBD-ROMソフトについては、ソニー・ピクチャーズ・ホーム・エンターテインメントから、5月23日に8タイトルが、6月には8タイトルが発売される予定で、最新作から名作までラインナップされる見込みだ。年末までにはBDフォーマットをサポートするソフトメーカーから100タイトル近いソフトがリリースされるという。

Blu-ray対応のデスクトップPCとして発表された「VAIO RCシリーズ」では、付属アプリケーションで編集したハイビジョン映像をBD-R/-REディスクに保存できるほか、DVD+R/+RW、2層式DVD+Rにもダウンコンバートして保存ができる。出荷の際には25GBのBD-REディスク1枚が同梱される。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック