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年末年始の番組をゼンブ録り!ソニー「Xビデオステーション」を折原一也氏がチェック

2005/12/30
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VAIO Xビデオステーション「VGX-XV80S」
ソニーのパーソナルコンピューター「VAIO」シリーズの新製品として、2005年冬に発売された“Xビデオステーション”「VGX-XV80S」を、オーディオ・ビジュアル・ライターの折原一也氏がロングランチェックする。

■PCを使った番組視聴に挑戦!

ソニーのXビデオステーションを使ったロングランレポートの第2回となる今回は、PCを使った録画した番組の視聴を行っていこう。

PCを使ってXビデオステーションで番組を視聴するには、セットアップの際にインストールした「XVブラウザー」を使用する。起動するとすぐにネットワーク上のXビデオステーションへの接続が行われ、一瞬で接続が完了する。そして開かれるのが「タイムマシン」の画面だ。


「タイムマシン」では全放送チャンネルを番組表そのままに遡って表示する。表示されているすべての番組が再生可能だ
この「タイムマシン」は、一見するとデジタルレコーダーに搭載されているEPG(電子番組表)機能のようだが、すべてにサムネイル画像が入っていることに加えて現在より前の時間数日に渡って遡って表示することができる。そして何よりも決定的に違うのが、表示されている番組は、すべてがクリックすると別のウィンドウが開かれて録画済みの再生できるということ!この過去数日の番組を全チャンネル録画していつでも再生できるというのが、Xビデオステーションの醍醐味とも言えるものなのだ。


こちらは録画した番組を一覧表表示する「録画リスト」。各種絞り込み検索やソート表示も行える
この便利さは一度使ってみると病み付きになる。今回のテストレポート期間でも、話題の女子フィギアスケート放送を見逃してしまったが、後追いでしっかりチェックすることもできた。また、大晦日の格闘技イベントの特集番組も可能な限りチェックしているのだが、後々友人と話していて気が付いた自分の見逃した放送もしっかりチェックできている。この後から観たいと思った番組も、放送後に見逃すことがなくいつでも観られるという環境は、テレビというメディアが面白いコンテンツの宝庫であることを再認識させてくれる。なお、録画した番組はHDD容量がいっぱいになると自動的に削除されて新しい番組に上書きされるが、個別にプロテクトを設定しておけば削除対象から外しHDD上に残すことも可能だ。

次回の第3回では、PCを使ったその他の視聴機能を紹介していこう。

(取材・執筆/折原一也)

折原一也 プロフィール
埼玉県出身。コンピューター系出版社編集職を経た後、フリーライターとして雑誌・ムック等に寄稿し、現在はデジタル家電をはじめとするAVに活動フィールドを移す。PCテクノロジーをベースとしたデジタル機器に精通し、AV/PCを問わず実用性を追求しながら両者を使い分ける実践派。

>>折原一也氏のWebサイト


>>「VGX-XV80S」を製品データベースで調べる
>>「VGX-XV40S」を製品データベースで調べる

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