パナソニック、動画応答性を高めたIPSパネル搭載“VIERA”液晶テレビ6機種

2005年04月06日
松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は、VIERAの液晶テレビ新製品として、「LX500シリーズ」2モデルと「LX50シリーズ」モデルを発売する。

各モデルの型番と価格は以下の通り。

【LX500シリーズ】
・32V型「TH−32LX500」\OPEN(予想実売価格35万円前後)
・26V型「TH−26LX500」\OPEN(予想実売価格30万円前後)

【LX50シリーズ】
・32V型「TH−32LX50」\OPEN(予想実売価格30万円前後)
・26V型「TH−26LX50」\OPEN(予想実売価格25万円前後)
・23V型「TH−23LX50」\OPEN(予想実売価格20万円前後)
・19V型「TH−19LX50」\OPEN(予想実売価格16万円前後)

■LX500シリーズ

LX500シリーズ

IPSパネルを搭載

LX500シリーズは、広視野角(上下左右176度)のIPS方式液晶パネルを採用。画素数は32V型/26V型とも1366×768ピクセル。視聴角度による色の変化が少ないのが特徴となる。32V型では、左右斜め45°から見たときのコントラスト比の低下率が、従来のVA(垂直配向)方式の液晶に比べ、約2分の1(低下率約30%)となる。

液晶テレビは一般的に動画応答性が低く、動画ボケが多いと指摘される。液晶デバイスは次の映像信号が来るまで直前の映像を表示し続ける特性(ホールド表示)があるためだ。本シリーズでは新開発の「クリアフォーカス駆動」で応答性を飛躍的に高めた。

クリアフォーカス駆動を装備

斜めから見ても明るさが低下しにくい

「クリアフォーカス駆動」は、「フレームクリエーション」 と 「バックライトスキャン」 から構成される。

「フレームクリエーション」は、同社独自の動きベクトル解析技術を用い、前後の映像フレーム(コマ)から新たに映像コマを作成・補間することで、動画残像の原因となるホールド時間を短くし、残像を低減する技術。映像コマはこれまでの秒間60コマから90コマに増やし、ホールド時間を約30%短縮して1/90秒(約11.1ミリ秒)と短くする。

「バックライトスキャン」は、各映像コマ間でバックライトの一部を順次消灯させることで、残像を低減する技術。これによりホールド時間がさらに約30%短縮する。

この2つの技術を合わせ、ホールド時間をさらに7.8ミリ秒(11.1ミリ秒×70%)とし、従来から50%の短縮を実現した。

フレームクリエーションの説明

バックライトスキャンの詳細

画質向上技術では、プラズマテレビ「PX500シリーズ」と同様、新PEAKSエンジンを搭載。3次元色空間でカラーマネジメントする「ビビッドカラークリエーション」、1ドット単位で輪郭補正技術 「サブピクセルコントローラー」、「インテリジェントエンハンサー」、「14ビットノイズリダクション」などにより高画質化を図っている。

また、従来から搭載している「アドバンスト液晶AI」を引き続き搭載することで、液晶ディスプレイの輝度とコントラストを左右する「バックライトの明るさ」と「液晶パネルの光シャッターの開口度合い」をシーンに応じてリアルタイムに制御している。今回、シーン適応型バックライト制御を進化させ、暗いシーンでは光量を最大約3分の1まで低減させることに成功した。

チューナーはPX500シリーズと同じく、デジタルチューナーをダブル搭載。デジタル放送同士の2画面表示、裏番組録画などが可能。ユーザーの使用状況を学習し、おすすめ番組を自動表示する「インテリジェントテレビ番組ガイド」もPX500シリーズと同じものを搭載している。

そのほか、SDメモリーカードスロットの搭載、使いやすさを高めた新リモコンなどもプラズマテレビとほぼ同様の仕様が採用されている。

■LX50シリーズ

LX50シリーズは、よりコストパフォーマンスを高めた液晶テレビ。パネルにはLX500シリーズと同じくIPS方式パネルを採用しているが、映像エンジンは旧「PEAKS」となる。パネル解像度は32V/26V/23V型が1366×768、19V型が1280×768ピクセル。

LX50シリーズ

アドバンスト液晶AIは、LX500シリーズと同じく、進化したシーン適応型バックライト制御を搭載。暗いシーンでは光量を約3分の1まで低減させる。ただし動画応答性を向上させる「クリアフォーカス駆動」は装備しない。

チューナーは地上アナログ、地上デジタル、BSデジタル、110°CSデジタルを搭載するが、LX500と異なりデジタルチューナーは1つずつしか装備しない。このためデジタル放送の2画面表示は行えない。

EPGのデザインや表示はLX500シリーズと同様だが、おすすめ番組を自動表示する「インテリジェントテレビ番組ガイド」は非搭載。また、SDメモリーカードスロットは装備するが、静止画データの表示のみに対応し、MPEG4動画の録画はできないなど、随所にLX500シリーズとの差別化が見て取れる。

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(Phile-web編集部)
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  • ブランドPANASONIC
  • 型番上記参照
  • 発売日2005年5月1日
  • 価格上記参照
【SPEC】
<TH-32LX500>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子2、ビデオ入力4、S2映像3、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、ファミリーイヤホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1366×768 ●消費電力:160W ●外形寸法:857W×563H×107Dmm(本体のみ) ●質量:24.5kg

<TH-26LX500>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子2、ビデオ入力4、S2映像3、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、ファミリーイヤホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1366×768 ●消費電力:141W ●外形寸法:724W×487H×107Dmm(本体のみ) ●質量:21.0kg

<TH-32LX50>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子2、ビデオ入力4、S2映像3、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、ファミリーイヤホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1366×768 ●消費電力:137W ●外形寸法:795W×573H×107Dmm(本体のみ) ●質量:22.0kg

<TH-26LX50>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子2、ビデオ入力4、S2映像3、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、ファミリーイヤホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1366×768 ●消費電力:112W ●外形寸法:663W×494H×107Dmm(本体のみ) ●質量:約19.0kg

<TH-23LX50>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子1、ビデオ入力2、S2映像2、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1366×768 ●消費電力:99W ●外形寸法:612W×441H×125Dmm(本体のみ) ●質量:約10.5kg

<TH-19LX50>
●受信チャンネル:VHF/UHF/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル/CATV ●接続端子:アンテナ入力、HDMI1、i.Link2、D4端子1、ビデオ入力2、S2映像2、モニター出力1、光デジタル出力1、Irシステム端子1、ヘッドホン端子1、モジュラー端子1、LAN端子 ●パネル画素数:1280×768 ●消費電力:74W ●外形寸法:514W×395H×125Dmm(本体のみ) ●質量:約9.0kg

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