HOME > ニュース > 日本ビクター、S-VHS/HDDハイブリッドレコーダーの新世代機

日本ビクター、S-VHS/HDDハイブリッドレコーダーの新世代機

公開日 2002/09/27 17:09
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
HM-HDS4
●日本ビクター(株)は、"HDD(ハードディスク)"と"スーパーVHS"の2つの記録メディアを複合させたハイブリッドレコーダーの第3弾「HM-HDS4」を発売する。価格はオープンだが、9万円前後での販売が予想される。

本機は、HDDの優れた高速ランダムアクセス性と、スーパーVHSの優れた互換性の双方の利点を活かすことにより、「録りながら自在に見る」「瞬時に見たい番組から見る」「必要なものだけ簡単に残せる」という従来のホームビデオでは実現できなかった使い勝手と利便性を実現した新世代ホームビデオである。

最新機は、ハイブリッドレコーダーの第3弾として、80GBの大容量HDDを搭載し、最長約80時間の長時間録画を実現。また、それまで見ていた番組をさかのぼって録画することを可能にするなど、より使い勝手を向上させた。

HDD部は、録画時間や画質を選択できる4つの記録モードを持つ。同社独自のバリアブルビットレート(VBR)MPEG2コーデック技術により、最長約80時間「SEPモード」から、8.6Mbpsの高ビットレートで高画質記録を可能にした「SPモード」(約20時間記録)まで4つのモードで記録できる。受信中の画質も「SPモード」と同等の水平解像度約500本の高画質を可能にした。

画質回路は、新開発LSIによりHDDインターフェース及びビデオ信号処理を1チップ化、さらなる高画質を実現。ビデオADコンバーターを8ビットから10ビットに進化させ、より滑らかな諧調を目指す。

そのほか、毎週や毎日放送されている帯番組を、自動的に上書き更新録画する「おまかせ毎週録画」機能。サムネイル表示付きの画面で番組の頭出しや内容確認が容易に行える「ハイブリッドナビ機能」(HDD/VHSナビ)。番組やビデオカメラからHDDにダビングした映像から、画面を見ながら「から/まで」指定で簡 単に編集できる「プレイリスト」編集機能などを搭載している。(AV REVIEW編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番HM-HDS4
  • 発売日12月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格9万円前後)
【SPEC】●受信チャンネル:VHF、CATV、アナログBS ●録画方式:≪HDD記録部≫映像MPEG2(VBR)、音声MPEG1 Layer2 ≪S-VHS記録部≫S-VHS方式 ●最大録画再生時間:≪HDD記録部≫SPモード→約20時間(高画質)、LPモード→約28時間(標準)、EPモード→約56時間(長時間)、SEPモード→約80時間(超長時間) ≪S-VHS記録部≫標準モード→3時間30分、3倍モード→10時間30分(210分テープ使用時) ●入力端子:AV×2、S×2(前面含む)、BSデコーダー専用AV×1 ●予約プログラム数:1年間32プログラム ●出力端子:AV×1、S×1 ●外形寸法:435W×98H×357Dmm ●質量:5.3kg ●消費電力:37W(動作時)、44W(BSアンテナ使用時) ●リモコン:リモコンテレビマルチブランド設計「Gコードリモコン」