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ビクター、SXシリーズのスピーカーとアクティブサブウーファーを発売

公開日 2001/09/27 18:55
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<左>SX-L7 <右>SX-DW7
●日本ビクター(株)は、トールボーイスタイルのスピーカーシステム「SX-L7」と、本格的パワード・サブウーハー「SX-DW7」を発売する。「SX-L7」は11月1日発売、価格は230,000円(1本)。「SX-DW7」は11月21日発売、価格は135,000円。

「SX-L7」には、新開発の“口径18cmメタルオブリコーンウーハーによるオブリークオムニアレイ”を搭載し、低域の躍動感を向上させた。また、高強度の麻を素材とした口径30mmのオブリドートゥイーターにより、中域の密度感を向上。さらに、口径19mmメタルドームスーパートゥイーターも搭載し、リアルな高域再生を実現している。メタルドームユニットは理想的な放射特性を持つ球状の独立キャビネットに収め、超音波帯域での指向性を改善した。

キャビネットはホワイトシカモア突き板仕上げとなっており、音響材として優れた30mm厚のMDFをフロントバッフルに採用。側板、天板、底板には25mm厚、裏板には18mm厚の針葉樹系パーティクルボードを採用するなど、見た目にも高級感のある、贅沢な素材をふんだんに用いている。

サブウーファー「SX-DW7」は、新開発「速度帰還形MFB(Motional Feed Back)サーボ」の搭載により、正確な重低音のリズム感を再現する。

ユニットには、新開発の高能率・高耐入力30cmウーファーを搭載し、より強力な低音を再生できそうだ。振動板素材には重低音再生に適したパルプを採用し、10,000ガウスを超える強力な磁気回路と、5層構造の特殊ボイスコイルで駆動する。ウーファー単体での耐入力は700Wを超え、強力なアンプのパワーに余裕をもって対応できる。

アンプ部は、独自開発のPWM Class‐D 高効率アンプを採用。最大出力600Wのハイパワーを実現した。

また、キャビネットはバスレフではなく、高剛性密閉型キャビネットを採用。バスレフ型で時折問題となる、ポートの空気流による風切り音の発生や、ポートからの放射音の時間的遅れなどの影響を抑えた。キャビネット素材は30mm厚のMDFフロントバッフルをはじめ、厚手の木材と的確な内部補強で強固な構造としている。(Phile-web編集部)


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製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番SX-L7
  • 発売日11月1日
  • 価格¥230,000(1本)
【SPEC】●形式:3ウエイ 4スピーカー、バスレフ型 防磁形(EIAJ) ●使用ユニット:低域用…18cmコーンユニット、中域用…3cmドームユニット、高域用…1.9 cmドームスピーカー ●定格入力(JIS):45W ●最大入力(JIS):180W ●定格インピーダンス:6Ω ●再生周波数帯域:28Hz〜80,000Hz ●出力音圧レベル:90 dB/W・m ●クロスオーバー周波数:1000Hz、10000Hz ●外形寸法:236W×1143H×362Dmm(スピーカーターミナル、サランボード含む) ●質量:30 kg(1本・本体)
  • ブランドVICTOR
  • 型番SX-DW7
  • 発売日11月21日
  • 価格¥135,000
【SPEC】●形式:アンプ内蔵サブウーファーシステム <アンプ部>●実用最大出力:600W(JEITA 2Ω) <スピーカー部>●形式:密閉型アコースティック・サスペンション ●使用スピーカー:30cmコーン型 ●定格インピーダンス:2Ω ●再生周波数範囲:16Hz〜500Hz(フィルタースルー時) ●最大出力音圧:121dB/m (32Hzは105dB)*床置き ●外形寸法:390W×390H×446.5Dmm ●質量:25kg