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プロも絶賛! ソニーのハイレゾPCMレコーダー「PCM-D10」の魅力をツダミアが語る【音源無料DLあり】

2019/03/22
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そしてADコンバーターには、AKM製「AK4558」をデュアル搭載することで高いSN比を実現。また、3,300μFの大容量電源コンデンサーを2基搭載することで動作時の電源変動を抑え、供給電源を安定化することで、精度の高い高音質レコーディングを実現している。さらに、基板レイアウトはアナログ回路とデジタル回路のエリアを分ける最適化を行い、ノイズの影響を受けにくい高音質回路の実現につなげるなど、挙げ始めたらキリがないほど数々のこだわりが詰まったモデルだ。

マイクは可動式で目的に適したポジションに調整できる

今回の取材では、曲作りや練習時を想定してPAを通さない生声と生ピアノでの演奏(※楽曲名「52nd Floor」)と、ライブ(コンサート)での録音を想定してPAを通しての演奏(※楽曲名「Dear〜時を超える贈りもの」)という2種類の録音を実施。どちらの録音に対してもツダミアのふたりは非常に高い満足度を得られたようだ。

「Dear〜時を超える贈りもの」の収録風景

「この音で録れているというのが本当に幸せですね。実際よりももっと広いステージで歌っているような印象も受けました」とコメントするのはミアさん。「曲を創り出すというのは命を生み出すということだと思っているのですが、PCM-D10は、そんな命を余すところなくまるごと録音してくれるんですよ」と、称賛のコメントが次々と飛び出した。

■「『これを持っていれば大丈夫』という安心感がある」

本体側面にはアナログ式の録音レベルダイヤルを搭載。デジタルボリュームとは異なり小音量時でもビット落ちせず、MIC入力の広いダイナミックレンジに対応できることに加え、無段階調節が可能なためレベル変更時のノイズが発生しない。また、レベルダイヤルは引っ張る/押し込む操作により、レベル調整をLR同時に行うか、それぞれ個別に行うかを選択することが可能と、かなり細かい調整ができる。

LR個別にレベル調整が可能

また、今回は使用しなかったが、過大入力による音の歪みを防ぐ「デジタルリミッター」、AD変換時の機器内部のノイズを低減させて、通常ではノイズに埋もれて聞きづらくなってしまうような小さな音を録音した際、その部分をノイズ低減したデータと差し替えることで微小な音もクリアに録音できる「高S/Nモード」などの様々な特長も装備。かなり総合力の高い製品に仕上がっている。

津田さんは「音楽的にもすごく安心感がありますね」とコメント。「この手の製品って、マイクの性能はいいのに操作性がイマイチだったりだとか、ものによっては一長一短がありますが、PCM-D10はそんなことがないんです。録音クオリティも高いし『これを持っていれば大丈夫』という安心感は大きいですよ。XLR/TRS端子も男ゴコロをくすぐりますしね(笑)」と語る。

XLR/TRS端子の搭載によるバランス入力対応も本機の大きな特徴のひとつ

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