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マニアック&高音質でオーディオファンを狙い撃ち。「ミュージックバード」の魅力をプロデューサーに訊く

2018/05/21 編集部:小野佳希
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一般的に“衛星放送”と言えばBSやCSのテレビ放送、つまり映像サービスをイメージする人が多いかもしれない。だが、音声で、しかも高音質にこだわって長年続いているサービスが実は存在する。それが今回紹介する「MUSIC BIRD(ミュージックバード)」だ。

そして、そんなミュージックバードでは、オーディオファンをターゲットにしたチャンネル「THE AUDIO」でマニアックな情報が詰め込まれた番組を多数オンエア中。この「THE AUDIO」チャンネルでの番組制作や高音質放送におけるこだわりを、プロデューサーの岩崎育郎氏に訊いた。

ミュージックバード コンテンツ事業部プロデューサー 岩崎育郎氏

■オーディオファンと相性がいい音楽サービス『ミュージックバード』

ミュージックバードにはクラシックにジャズ、ロックにJ-POP、アニソンなど幅広いジャンルで156もの専門チャンネルがあり、各チャンネルごとに様々な番組を放送している。

また、一般的なラジオなどでは16bit放送であるのに対し、ミュージックバードでは全チャンネルを24bit化、ハイレゾ音源も多数放送している。さらに、伝送ビットレートは現在の放送で最も高い320kbpsと、高音質へのこだわりを感じさせる。実際、リスナーからの反応も大きく、「320kbps/24bit放送によって『かなり音がよくなったね』と言ってもらっています」(岩崎氏)という。

ミュージックバード公式サイトより

有料放送の開始から25周年を迎えた同局は「当初からオーディオファンに支えられていたサービスでした」と岩崎氏は振り返る。

「音楽ライターの田中伊佐資さんがパーソナリティを務めるジャズの番組で、あるとき、曲についてではなく『この音はいいぞ』というような話をしたらリスナーの反応が凄くよかったんです。自分のオーディオ機器の写真を送ってきてくれたり、『自分はもっといいものもってるよ』などいろいろな反応をもらいました」

この一件などで「ものすごく音にこだわりがある方々が我々のリスナーなんだなと改めて気付かされました」という岩崎氏。「じゃあ、ジャンルを取り払って音を最優先にしたチャンネルをやってみよう、というのが『THE AUDIO』誕生のきっかけでした」と語る。

取材時の様子

■マニアックな番組での細かな音質の違いもちゃんと伝わる

「THE AUDIO」チャンネルでは、下記のように評論家やメーカー/ショップ代表など、オーディオファンにはお馴染みの人々をパーソナリティに起用した番組を多数放送中(カッコ内はパーソナリティ名/敬称略)。このほか「THE CLASSIC」チャンネルでも「特集で聴く 山之内正のハイレゾ・セレクション」といった番組を放送するなど、オーディオファンを狙い撃ちするかのような番組が数多い。

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