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5人に聞き取り調査

AKGのイヤホン/ヘッドホンをプレゼントするなら? eイヤホン店員が選んだオススメモデル

公開日 2017/12/19 10:00 構成:ファイルウェブ編集部
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e☆イヤホン店員オススメモデル〜ヘッドホン編〜

続いてはヘッドホンだ。ここでも手頃な価格帯の実力機からハイエンド、ワイヤレスタイプなど色々と出揃ったので、同じく支持を集めたモデルを中心に紹介したい。

●「K550MKIII

「K550MKIII」


松田「まず、このクオリティでこの価格帯を実現しているというのが大きいですね。このモデルを試聴したプロのエンジニアからも、“この価格帯でこれだけの音が出るのか”という感想が出るほど、明瞭で澄み切った、すごく洗練された音です。K550はシリーズとして3代目になりますが、『K550MKII』の段階で完成されていると感じていました。でも、最新世代でリケーブル対応となって、まだ上があったのかと驚かされました。断線への対策というのももちろんですが、ケーブルの違いによる音の変化を楽しめるというのもファンとしては嬉しいポイントです。AKGというブランド価値からも、“このモデルを持っていれば安心ですよ”と、絶対の自信を持ってオススメできる完成度の高いヘッドホンです」

ロングセラー「K550」シリーズの最新モデルは、やはり店員としてもオススメしやすいという。「純正リケーブルが用意されているのも安心」「サイズから感じるイメージより軽くて着け心地が良い」「旧K550のユーザーにもオススメできる」といった推薦の声が飛び交った。

●「Y50BT

「Y50BT」


佐藤「いま流行りのワイヤレス部門となりますが、流行り出す前からずっと売れ続けているモデルになります。AKGのイメージのなかでもポップな部分を前面に押し出したデザインで、男女問わず楽しめると思います。持ち運びやすく、バッテリー長時間持つ魅力的。音も柔らかく聴き疲れしない、でも低音がしっかりしていてポップからロックまで音楽を楽しませてくれる、万人受けするタイプです。Yシリーズは初めて買うヘッドホンとしてはかなりオススメできるんですが、自分がプレゼントするならということで、デザイン+ワイヤレス+豊かな低音のY50BTを選びました」

「高校生くらいの若い人からも人気」という「Yシリーズ」のワイヤレスモデルは、「カジュアルなので女性にもぜひ着けて欲しい」などデザインもポイント。イヤホンでもヘッドホンでもワイヤレスモデルへの注目が高いなか、「K845BT」のような上位機にも注目(*K845BTは流通在庫のみ)


波多江「カッコイイヘッドホン、として人気を集めるモデルです。素直な音を鳴らしてくれるので聴きやすく、ボーカルが前に出てくるので、声を間近でしっかりと聴きたいという時にオススメです。イヤーパッドがフカフカしていて、着けっぱなしでも疲れにくいのも魅力です。通勤・通学の時にはワイヤレスで、据え置きではリケーブルを楽しむといった使いこなしもできる、利便性と音質を兼ね備えた優等生なヘッドホンだと思います」

ハイエンドモデルである「N90Q」「K812」といったモデルも挙げられた。


田中「N90QはAKGお馴染みのクインシー・ジョーンズモデルです。ハイエンドモデルでノイズキャンセリング機能やオートキャリブレーション機能などを搭載するヘッドホンはかなり珍しいと思います。解像度が高く、パワフルに鳴らしてくれるところは張り出しながらも、サ行が刺さったりすることはありません。サウンドステージの切り替え機能も効果が高く、音の広がりなどを好みで調整できるのも嬉しいです。音の良さだけでなく、機能面でも使いやすいモデルとなっています」


川上「K812は自分にプレゼントしたい、理想のヘッドホンですね。見た目も良くて、置いておくだけでも嬉しくなります。装着感も良く、インピーダンスが低いのである程度出力のあるプレーヤーであれば鳴らせます。音に関しては中高域が伸びやかで、低域も開放型ながらしっかり出てくれる。情報量が多く、さすがAKGといった聴かせ方をしてくれます」





特にオススメとして意見の一致したイヤホン「N25」「N40」、ヘッドホン「K550MKIII」「Y50BT」のほか、結果として多くのラインナップを紹介することになったのは、AKGのイヤホンやヘッドホンが高品質を柱にしながらそれぞれに個性のあるモデルだからだろう。

実際に耳にすれば、これだけオススメされる理由が実感として得られるはずだ。専門店であるe☆イヤホンではAKGのラインナップが揃っており、知識のある店員が親身になって相談に乗ってくれるので、ぜひ足を運んでその音を確認して欲しい。


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