iPhoneで「文字入力中に数字入力」。数字ボタン切替よりラクな方法が2つもあった
高橋 敦フリック入力で日本語の文章を打ち込んでいるとき、かな入力の後に数字を少しだけ入力してまたひらがなを入力する場合、基本的な手順としては、
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1:数字ボタンをタップしてモード切り替えして
2:数字を入力して
3:かなボタンをタップしてかなモードに戻す
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となります。面倒な操作というほどではないですが、もっと手早い方法があるならそれに越したことはないですよね。
はい、あります。しかもふたつあります。
まずひとつめは、
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1:数字ボタンをタップしたらその指を画面から離さず目的の数字の上までスライドさせて指を離す
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です。この方法だと数字入力後は自動でかなモードへ戻ってくれるので、操作ステップ数を一気に減らせます。
ただしこの方法には弱点も。それは数字を1文字ずつしか入力できないことです。なので「1つ」とかを入力するにはよいのですが、「1024個」など桁数が多くなるとちょっと微妙。
そこで出番となるのがもうひとつの方法。
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1:数字ボタンをタップしたまま別の指で目的の数字をいくらでもタップして入力して、数字を入力し終えたら数字ボタンから指を離す
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です。両手操作で「左手の親指で数字ボタンを押しっぱなしにしながら右手の指で数字を入力して、数字を入力し終えたら左手親指を離す」とするのがやりやすいかと思います。こちらも同じく数字入力後はかなモードに自動復帰。
こちらは「256個」だろうが「131072人」だろうが、何桁の数字でも一気に打ち込めるのが強みです。またこちらは数字キーからのフリック入力も可能。
例えば数字ボタンをタップしたまま別の指で[0]を上にフリックして離せば[…]を入力できます。記号入力にも便利というわけです。普段から両手操作が基本という方は、より便利なこちらの方法だけ指になじませておけばOKでしょう。
この手の特殊操作は意識して使っているうちはむしろ面倒に感じたりもします。ですが指になじんで無意識に使えるようになってくればこちらもの。文字入力の機会が多い方はマスターしておいて損はないでしょう。
なお同じような操作で、英語等のフルキーボードでの数字入力や大文字入力も「一瞬だけ数字/大文字入力」が可能。英単語や英文を入力するときなどにも活躍してくれる小技です。
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