耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
草野晃輔
2024/11/07
毎日の暮らしの中で “ながら聴き” を快適に楽しめる、オーディオテクニカのオープンイヤー型ワイヤレス軟骨伝導イヤホン「ATH-CC500BT2」が、Amazon ブラックフライデーの割引対象になった。Amazon参考価格19,800円のところ、なんと15,600円で販売されている!(全て税込)
ATH-CC500BT2は、“第3の聴覚経路” とも呼ばれる軟骨伝導技術を採用したイヤホンだ。ドライバーユニットを外耳道の入口にある耳珠(じじゅ)と呼ばれる軟骨部に軽く当てるように装着し、軟骨を通じて音を効率よく鼓膜に伝達している。明瞭なステレオ感が得られるのに、耳をふさがず圧迫感の少ない快適さが最大の魅力だろう。
イヤホンのスペックとしては、Bluetoothバージョンは5.3、コーデックはLC3/AAC/SBCをサポートする。同時に2台のデバイスとペアリングできるマルチポイント、Siri/Googleのアシスタントの呼び出し、音声ガイダンスのオン/オフにも対応している。連続再生時間は最長約20時間で、10分の充電で最大約120分間(※使用条件により異なる)再生できる急速充電機能も搭載済だ。
通話性能は、intelliGo社の「AIノイズリダクション技術(AIVC)」を搭載。話し手の声を識別/抽出し、余計なノイズはカットして相手に伝えることで、自然でクリアな会話が行える。
また本体は防水規格のIPX4に準拠。スポーツや屋外での使用で雨や水しぶきがかかっても安心だし、水まわりの家事の際に着用できるのも嬉しいだろう。
そんなATH-CC500BT2について本サイトでは、オーディオビジュアル評論家の草野晃輔氏によるレビュー記事をお届けしている。草野氏はこの製品について、「サウンドの向上はもちろん、対応アプリに新たなサウンドモードが追加され、大幅に使い勝手が良くなっている」と、高い評価をしてくれた。
また第一印象として、「装着しようとATH-CC500BT2を手にした際、あまりの軽さに驚いた。質量を調べたところ、なんと32gである。本体形状はネックバンド型で、バンドは長すぎず短すぎない絶妙な長さ。重さで後頭部から垂れるようなことはなく、ワイシャツを着ても襟は引っかからなかった」と紹介。毎日身につけるイヤホンで重要な装着性についても太鼓判を押す。
音質面では、アプリのイコライザーをデフォルトの「オリジナル」にセットした際の印象として、「レディー・ガガとブルーノ・マーズのコラボ曲『Die With A Smile』を再生すると、生々しいリッチで滑らかなサウンドが耳に飛び込む」とのこと。「一般的に骨伝導のイヤホンは頭の中で音がする感覚であるが、ATH-CC500BT2の軟骨伝導は、耳元に小型のスピーカーがあるようなナチュラルサウンドを実現している」と音の魅力を語っている。
また近年はイヤホンで聴くソースが増えていることも踏まえ、「ポッドキャストやYouTubeなどで(イコライザーを)『クリアボイス』に切り替えると、中域が前に出て高域と低域が小さくなる。音楽リスニングにはややいびつなバランスであるが、会話を軸にするコンテンツにおいては相手の声が明瞭で聴きやすい。それゆえ、トーク中心のラジオや、お笑い系の番組との相性が良い」と音楽鑑賞以外の使い方も提案してくれた。
ATH-CC500BT2は、オープン型イヤホンとしての完成度も高い。その点について草野氏は、「耳を塞がないイヤホンを手に取る多くの方にとって、『外音を取り込む』というのは非常に大きい要素だろう。これに対して、『ANC搭載の完全ワイヤレスで外音を取り込めばいいのでは』、と思う方も居るかもしれない。しかし、いくら従来型のTWSが進化したとはいえ、ATH-CC500BT2の素の外音と比べると違和感は拭えない。そして何より、“ながら”だけでなく、本格的なリスニングも十分にこなせる音質を備えている」と解説。
「耳を塞がないイヤホンを探しているなら、ぜひATH-CC500BT2を試してほしい。その良さを実感できるはずである」と草野氏がお勧めする注目イヤホンがお得に手に入るこの機会を、お見逃しなく!
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(提供:オーディオテクニカ)