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公開日 2025/07/28 06:30
DGPイメージングアワード2024で技術/企画賞を受賞

世界で初めて外装にステンレス素材を纏った、レキサーの革新的SDメモリーカード

デジカメCHANNEL編集部

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昨年秋に発表されたデジタルイメージングの総合アワード「DGPイメージングアワード 2024」において、画期的な技術や企画、提案性の高い製品にのみに授与される「技術/企画賞」に輝いたSDメモリーカードがある。世界で初めて外装にステンレス素材を用いた、Lexar(レキサー)“ARMORシリーズ” のSDメモリーカード、「ARMOR GOLD SDXC UHS-II」および「ARMOR SILVER PRO SDXC UHS-II」だ。本稿では、その実力や魅力を、実際に審査を行ったDGPイメージングアワード審査委員のコメントを通じてお届けしよう。(編集部)



DGPイメージングアワード 2024にて、技術/企画賞に輝いたレキサー “ARMORシリーズ” のSDメモリーカード「ARMOR GOLD SDXC UHS-II」(左)、「ARMOR SILVER PRO SDXC UHS-II」(右)


ステンレス外装による唯一無二の安心感


DGPイメージングアワード審査委員長/山田久美夫氏


SDメモリーカードは、デジタルカメラの記録メディアとしてはもちろん、それ以外の用途も含め、現状、最も普及している記録メディアのひとつといっても過言ではないだろう。誕生から20年以上、進化を続けながらも厳密な規格の元に互換性が保たれ、ユーザーから厚い信頼を得ているからに他ならない。


だが、通常の範囲内での使用なら問題ないが、きわめて過酷な環境下での使用においては、若干不安な点があることも事実。それを解消したのが、レキサー “ARMORシリーズ” のSDメモリーカード。あらゆる点への配慮が施され、高い耐久性と高速性を備えた、信頼に値するカードだ。


まず外装だが、通常のSDメモリーカードは主に樹脂素材を採用しているが、ARMORシリーズは、世界初となるステンレス素材を採用。樹脂外装のカードの18倍もの強度を実現している。特に曲げ強度は37倍もの強度を誇り、実際に5mからの自由落下にも耐えるという。よほど特殊な事象でもない限り、外装の破損による障害が起きることは考えにくい。



レキサー “ARMORシリーズ” のSDメモリーカード(左)には、一般的なSDメモリーカード(右)で破損の要因となりがちな端子部のリブや、書き込み防止スイッチが省かれている


また、樹脂外装のカードで故障が起こりやすい接点部分は、接点間のリブが省かれており、リブの破損によるカメラやカードのトラブルの心配がない。さらにカード側面にある書き込み防止スイッチも省かれている。このスイッチが破損し、書き込み禁止状態のままになってしまうケースは結構多く、焦った経験がある方も少なくないだろう。


さらに防水防塵性能も高くIP68相当と、規格上、水深1.5m(常温の真水)に30分間沈めても耐える防水性能を実現。2.5mの距離から毎分100Lの水をかけても故障しないという。通常使用でここまで過酷な条件はなかなか考えにくいが、万が一、水に落としてしまっても安心だろう。



レキサー “ARMORシリーズ” のSDメモリーカードは、IP68相当の防水防塵性能を備えており、万が一、水の中に落としてしまっても大切な撮影データはしっかりと守ってくれる


そして、カードに記載されている文字などは、レーザー刻印で直接カードに刻まれており、シールのように水分を含んでしまい、カメラへの出し入れが困難になるといったトラブルの心配もない。


ラインナップとして「ARMOR GOLD SDXC UHS-II」と「ARMOR SILVER PRO SDXC UHS-II」の2種が用意されているが、読み出し速度はいずれも秒間最大280MBと高速。異なるのは外装のカラーと書き込み速度のみで、書き込み速度は前者が秒間最大205MB、後者が秒間最大160MBとなる。



カード表面の表記は、レーザー刻印によりカードに直接刻まれているため、擦り切れや剥がれの心配がない


私自身、他社のタフ仕様のSDメモリーカードも使用しているが、実際に今回、ARMORシリーズを使ってみると、ステンレス外装による安心感は大きく、カメラへの抜き差しも容易でスムーズ。データの書き込み速度も十分に高速で、信頼できる使い心地だった。


同容量のカードと比べるとやや割高ではあるが、外的な損傷など、万が一のトラブルを考えると、本カードのステンレス外装や防塵防滴性能からくる唯一無二の安心感には代えがたい魅力がある。「最高のシーンは2度と撮れない」からこそ、大切な撮影データを任せられる安心感には、それだけの価値があるといえるだろう。(山田氏)


審査委員も太鼓判!レキサー “ARMORシリーズ”

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