総務省は、12月21日よりホームページ上で「携帯電話ポータルサイト（暫定版）」を公開している。

国内携帯料金の値下げや複雑化している料金体系の見直しを掲げる総務省が、通信事業社や関連事業者ではなく、スマートフォンユーザーの国民向けに制作したサイト。

総務省によると、大手携帯会社4社のサービスを利用するユーザーのうち40％以上が月当たり20GB以上の料金プランを契約しているものの、実際に20GB以上を使っているのは約10％しかいないという。

「もしかしたら、このサイトをご覧の皆さんも、実は必要以上の料金プランに入っていたり、普段の利用目的より高性能・高額なスマートフォンを使っていたり、『もったいない』携帯料金の支払いをしているかもしれません」と呼びかけ。自身の利用している通信料金の額や実際のデータ使用量を確認し、マッチする通信サービスへの変更を促すものとなっている。

ニーズに合うサービスを選択する際の参考情報として、利用内容別に発生する通信量の目安や、現在の料金プランの確認方法、キャリア乗り換えの方法、頻出する「MNO」「MVNO」「SIM」といった用語を解説するページなども用意している。