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公開日 2024/12/06 11:00
豊富な出力系統を搭載

Shanling、フルバランスヘッドホンアンプ回路搭載のデスクトップUSB-DAC/アンプ「EH1」

編集部:松永達矢
MUSINは、同社取り扱いのShanlingより、コンパクトサイズのデスクトップDAC/アンプ「EH1」を、12月13日(金)に発売する。価格は34,650円(税込)。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を用意する。

「EH1」ブラック

「EH1」シルバー

限られたデスク上のスペースに設置しやすいコンパクト設計の筐体に、豊富な出力端子や、フルバランス構成のヘッドホンアンプ回路を備えたとするUSB-DAC/アンプ。入力端子はUSB Type-C、出力端子は4.4mmバランス、6.35mmシングルエンド、アナログRCA(ラインアウト/プリアウト)、COAXIAL(同軸デジタル)を搭載する。

デスクトップに適したコンパクト設計ながら、豊富な出力系統を搭載

DACチップには、ピュアなオーディオ性能を実現するというCirrus Logic社の「CS43198」を採用。同ブランドのエンジニアによるチューニングとD/A性能が組み合わさり、優れた忠実性と心地よさを提供すると謳う。

DACチップはCirrus Logic社の「CS43198」を搭載

USB制御についても高性能なチップセットを装備し、USB Type-C入力でPCM 768kHz/32bit、DSD512 ネイティブ(ハードウェアデコード)までサポート。日本オーディオ協会の定めるハイレゾオーディオ認証も取得している。

ヘッドホンアンプ回路はフルバランス構成とし、SG micro社の「SGM8262-2」オペアンプを2基搭載する。コンデンサーについてもSAMYOUNG、パナソニック、エルナー製の高品位パーツを分配配置。4.4mmバランス出力は最大1015mW、6.35mmシングルエンド出力は最大399mW(ともに32Ω、DC給電時)と高い出力性能を獲得しつつ、ナチュラルで温かみのある柔らかなサウンドに仕上げたという。

アンプ回路は、SG micro社の「SGM8262-2」オペアンプなど高品位パーツを採用

High/Lowの2段階のGain機能のほか、高域と低域のトーン・コントロールに対応。フロントに備えられたノブから、低域は±6dB、高域は±10dBの範囲で調整できる。また、Gainボタンを長押ししながら機器に接続することで、UAC1.0モードに切り替えが可能。これにより、家庭用ゲーム機などでも使用できる。

筐体前面中央のボリュームコントロールダイヤル周辺には、再生中のサンプリングレートなどに連動してライトアップするインジケーターを搭載。電源供給は、付属のUSB to DCケーブルによるDC 5V端子からの給電と、接続先のデジタルデバイスを介したUSBバスパワーの2種類に対応している。

中央のダイヤル周囲に、サンプリングレートやステータスを表示するインジケーターライトを備える

筐体素材にはアルミニウム合金を採用。外形寸法は156×90×36.5mm、質量は392.5g。付属品としてUSB A to Cケーブル、USB A to DCケーブル(5V)、3.5mm to 6.35mm 変換アダプタを同梱する。

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