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公開日 2023/05/18 16:18
駐車録画対応電源ケーブル同梱モデルも

ケンウッド、WQHD画質で録画できる2カメラドラレコ「DRV-MR770」。独自技術で機能向上

編集部 : 伴 修二郎
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、前後撮影対応2カメラドライブレコーダーのハイエンドモデル「DRV-MR770」と、同製品に駐車録画対応電源ケーブルを同梱した「DRV-MR775C」を5月下旬より発売する。価格はオープンだが、DRV-MR775Cが35,800円前後、DRV-MR770が34,800円前後での実売が予想される(表記いずれも税込)。

「DRV-MR770」

駐車録画対応電源ケーブル同梱モデル「DRV-MR775C」

フロントカメラはフルHDよりも高精細なWQHD解像度(2,560×1,440)での録画に対応。さらに、同社独自の映像・車載技術を組み込んだチューニング技術「Hi-CLEAR TUNE」を施したことで、画質や機能を総合的に向上させ、映像性能および機能性を強化したとアピールする。

独自チューニング技術によって画質や機能性が向上

前後2カメラには、高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載するほか、両カメラの明るさを7段階から調整可能でスモークガラスにも対応する「明るさ調整機能」をサポート。夜間やトンネルなどの暗いシーンや、リアガラスがスモークガラスの際でも明るくかつ鮮明に録画が可能だという。

フロントカメラには水平約139°、垂直約76°、対角約162°、リアカメラには水平約131°、垂直約68°、対角約163°の広視野角レンズ、およびF1.8の明るいレンズを採用。「HDR機能」を備えることで、トンネル出入り口といった明暗差が大きなシーンでも安定した録画が行えるという。

フロントカメラの使用イメージ

機能面では、ハンドルから手を放さずに音声で各種操作が可能な「音声コマンド機能」を搭載。緊急時の手動録画の開始や、静止画の撮影、表示画面の切り替えに対応するほか、1つの動作に対応するコマンド数が増加するなど、操作の利便性も向上している。

運転支援機能では、危険車を検知して運転者に警告音と画面表示で知らせて、同時に録画も開始する「前方割込警告」をはじめ、「前方蛇行運転警告」「後方急接近警告」など搭載。録画データは自動的にイベント記録専用フォルダに保存される。

長時間録画が可能な長時間モードでは、フレームレートが通常27.5gpsから13.7gpsになる「長時間モード1」と、3.4fpsになる「長時間モード2」の2モードを用意し、モード2では最大約43時間まで録画が可能。録画機能は常時録画、緊急イチ押し録画/手動録画、イベント記録、駐車録画の4種を備え、様々な車両状況に応じて記録できる。

駐車録画モードでは、バッテリーの電圧監視に対応する最長24時間の駐車録画が可能な「常時監視モード」と、24時間365日対応で駐車中に衝撃を検知すると録画を開始する「衝撃検知録画モード」の2種を備える。なお、DRV-MR770で駐車録画を利用するには、別売の車載電源ケーブル「CA-DR100」が必要となる。

リアカメラの使用イメージ

SDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」や、SDカードの交換時期を通知して録画エラーを未然に防ぐ「SDカード寿命告知機能」を搭載。高耐久で信頼性が高いとする3D NAND型32GB microSDカードを付属するほか、長時間録画可能な大容量128GBのmicroSDカードにも対応する。

12V車・24V車に対応し、24V車にも取り付けが可能 。「イベント記録」「駐車録画」の際に衝撃検知を行う前後/左右/上下の3軸「Gセンサー」を備える。また、GPSやQZSS(準天頂衛星)の測位衛星受信回路を搭載しており、自車位置を記録してPC用連携ソフトで走行記録の確認が行える。

そのほか、1秒間に撮影するコマ数を適正に設定して信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」であることに加え、テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」仕様も採用。車両電源のアクシデントによるファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」も搭載するほか、一律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度へも対応する。

外形寸法/質量は、フロントカメラが89×50×38mm/116g(microSDHCカード含む)、リアカメラが60×25×29mm/28g。

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