トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/07/29 18:20
半導体調達改善も見込み、通期見通し上方修正

エプソン、'22年1Q決算発表。印刷需要、プロジェクター需要に強い手応えで売上収益が増収

PHILEWEBビジネス編集部
セイコーエプソン(株)は2022年度第一四半期の決算説明会をオンラインにて開催。取締役 専務執行役員の瀬木達明氏が説明を行った。

取締役 専務執行役員 経営戦略・管理本部長 サスティナビリティ推進室長の瀬木達明氏

2022年度1Qの決算内容は以下のとおり。半導体調達難や上海ロックダウンなどによる供給制約からの販売数量減少、部材費・物流費の高騰によるマイナス影響があった中、 需給バランスに応じた価格対応を実施し、円安によるプラス影響もあり、売上収益は前年同期比157億円増収の2,978億円。事業利益は前年同期-15億円となる226億円となった。

1Qの決算概要

セグメント別で見ると、プリンティングソリューションズは、上述したように半導体調達難や上海ロックダウンなどの供給制約の中で、受給バランスを踏まえた価格対応などで売上収益は増収となったが、利益の面では部材費や物流費の高騰などにより減益となった。

オフィス・ホームプリンティングは、インクジェットプリンター本体の販売数量が減少したものの価格対応により増収に。プリンターインクはインクボトルとオフィス共有インクジェットプリンターインクの販売が増加。部材費や物流費の高騰があったものの事業利益は増益となった。

プリンティングソリューションズの概要

ビジュアルコミュニケーションは、プロジェクターの高い受注残を抱えており強い需要があるが、供給制約により販売台数は減少した。価格対応と為替影響により、計画を上回る水準で増収となった。

ビジュアルコミュニケーションの概要

通期業績予想は4/28時点より、売上収益を400億円上方修正し1兆3600億円に。当期利益を70億円上方修正して740億円とした。これについて瀬木氏は「世界経済は減速しているものの、在宅勤務の定着により印刷需要が下支えされ、プリンターの需要は依然として高い。半導体の調達難の解決が進んでいないが、徐々に調達が進んで後期に改善を見込む」と説明した。

2022年度通期業績予想

またセグメント別通期業績予想では、特にビジュアルコミュニケーションが好調で、4/28時点より売上収益とセグメント利益ともに上方修正。「引き続き収益性を重視した経営に取り組んでいく」とした。

プリンティングソリューションズの2022年度通期業績予想

ビジュアルコミュニケーション2022年度通期業績予想

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新

WEB